フランス風懐石料理中華風: ◇2009 10/18 田辺寄席 《新じっくりたっぷりの会―桂都丸の段》

.

◇2009 10/18 田辺寄席 《新じっくりたっぷりの会―桂都丸の段》

第512回 田辺寄席 10月18日(日)昼席午後1時10分開演 
   《新じっくりたっぷりの会―桂都丸の段》    
               
   一、つ る     桂とま都(都丸門下)
   二、鯛       桂 都丸(都丸一門)
   三、〈贋作芝居噺〉瑠璃壺名誉早駆 桂 文太(五代目文枝門下)
       <仲入り>
   四、つぼ算     桂 米平(米朝門下)
   五、質屋蔵     桂 都丸(都丸一門)

開演10分前からはじまる開口0番。イロハ順で今回は・・【ル】~ルリイロセンチコガネ。
先日朝のラジオでたまたま奈良の鹿の糞とこの虫の話を聴いたばっかりだったので聞き覚えがあった内容でしたが主題は
まぁ・・横道に反れまくりwwダンゴムシやら・・ハサミムシ・・・とか。。
震災のお話まで出てきて会場は大爆笑ww

桂とま都 つる

何年目の方なのかわかりませんが、若者噺家さんはみなさん元気でハキハキされていること。
もちろん とま都さんは滑舌も良く、メリハリのある口調は気持ちいいものです。でもどうしても年配の喋り方は研究の余地ありなのか難しいでしょうね。
声色ではなく、仕草や話し方のリズムや目線・・など難しいんだとおもいます。

桂 都丸  鯛
初めて聞いた奇想天外な話。目線の大半が、料理屋の生け簀にいる鯛同士の会話。いったいこんなんで、成り立つのか半信半疑ww
見事オチを付けてくださりました。
来年、都丸さんも鯛になられるそうでww楽しみにしています^^

桂文太 瑠璃壷名誉早駆
おもいっきり芝居話。瑠璃の壷を巡るお家騒動を目論む家来の興行芝居を見物する老女二人のやり取り。・・なので、芝居のストーリーはマクラで一通り話された後に始めから順を追ってゆく珍しい話運び。
瑠璃はラピスラズリ。きらきらした明るい青色、吉田城は豊橋にあった城。名馬春駒にのって輿入れの決まった姫からの献上の品を届けかえる途中、奪われてしまう芝居噺。文太さんの世界にいつしかその舞台を見ているそんな気がしました。

中入り~中庭で、おはぎをいただきました。おいしく頂戴いたしました。

桂米平 坪算

きっちりと笑いのポイントを押さえていて手堅い印象。米平さんは初めてお目にかかりました。大好きな楽珍さんに似ておられる風貌。
三人の布袋さんのくだりからきっちりと成り行きを話された自然な話はこび。ぜひ次回、またお聞きしたい噺家さんです。
このメジャーな話をきくたびに思うのですが、壷の容量を示す単位の「一荷入り、ニ荷入り」って皆さんわかっているのでしょうか?
商品価格が3円50銭。この辺りの表現になにか改良の余地がありそうな気がします。

桂都丸 蔵丁稚

40分以上の長話を表現豊かに話されました。特に三番蔵向の奥座敷の描写では、その情景が鮮やかに脳裏に浮かび上がりました。
手伝いの熊さんのほほえましい人間性もきっちり伝わり、来年の塩鯛襲名を踏まえた今後のご活躍が楽しみです。
コメントを投稿