フランス風懐石料理中華風: 2016 12/20 切腹 1962年公開映画

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2016 12/20 切腹 1962年公開映画

1962年に公開された白黒映画。こんな名画を鑑賞できるとはWOWWOWのおかげです。

津雲半四郎(仲代達矢)という浪人が江戸外桜田門にある井伊家藩邸へ切腹をする場所を貸してほしいとを訪れる事に始まります。
井伊家家老が「実は先日、千々岩求女という同じような浪人が来た」と話し始める回想。

この時期、食い詰め者の浪人が切腹の場所を貸してほしいと脅し、その退散料として金品をもらうことが流行しているということから、話巧に千々岩求女の風貌を調べてみると武士の魂とも言える刀は竹光あるために、井伊藩邸の武士達は、なかば馬鹿にしたような対応に加え士官させると期待させた挙句に竹光の切腹を無理強いさせたとの事。

津雲半四郎は、私は決してそんなことはしない、本当に切腹をするということで話が進んでいきます。
そして介錯人をとして3人を指名したが3人とも出仕していないとの事、そこで自分の身の上話を語りだすとそこには意外な背景が!!!!

興味のある方は「切腹」をご覧ください。

井伊家代々伝わる鎧兜や、井伊家の日記がすごい伏線になっていて映画の開始とそして終わりにも同じカット割りで表現されています。

丹波哲郎さんも 三國連太郎もすごくかっこいいです!

さて、この映画のテーマってなんだろうって考えてみると、武士道って何?ってことなんでしょう。

大坂の陣以来、太平の世が続いたことで精神のみが残り、剣術の鍛錬等が置き去りにされた形骸化した武士道をベースとして自分の腹を自分で十文字に切り裂いて死を迎えるという狂気じみた切腹作法を例にとり、そんな時代をおもいっきり皮肉っているのでしょうか。

1962年(昭和37年)といえば終戦より17年。オリンピック景気に沸き植木等さん主演の「無責任男」が大流行。スーダラ節にC調言葉にヤコペッティ監督の世界残酷物語が封切。
「Japanese miracle」といわれるくらい経済が活性化したものの

日本が足元を見失う原因となった証券不況から赤字国債の発行へと続く時代です。

切腹といえば思い出されるのは世界に「ハラキリ」を有名にした幕末の「神戸事件」です。

http://sweet-mikan.blogspot.jp/2010/10/2010-1016.html

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神戸事件の幕引きを図るために岡山藩から【滝善三郎氏】がついに切腹することになる。
現在もその遺書は岡山と神戸の子孫の自宅に残っているらしい。
この様子はアーネストサトウ氏や様々な文献で様子が書かれており、<日本=ゲイシャ・フジヤマ・ハラキリ>のハラキリはこの滝善三郎氏の切腹を始めてみた外国人が比喩した言葉とのこと。

そのときの様子は文献に書かれているが実はそれらの文献にはあまり書かれていない下記の言葉を一番初めに呟いたそう。

「私は遠国の者(おんごくのもの)故、朝廷が外国人を大切に扱う方針になっていたとは知らなかった」二枚舌を持つ新政府を批判した痛烈な言葉。
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現在の政府や大阪府に大阪市、そいて様々な地権者が二枚舌になっていない事を願います。
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