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2017/04/01

2017 4/1 目の前には曜変天目茶碗が。。

先日、夕方のニュース番組tenで放映されていた「藤田美術館」。
現在、「ザ・コレクション」を6月11日まで開催中です。



この美術館の至宝はなんといっても「曜変天目茶碗」。
国宝なのにわずか30cmくらいの超至近距離から見られるってことで行ってきました。

※下記のお写真は 藤田美術館サイト 掲載のお写真です。





偶然の産物でもあるこの妖しくも不思議な光りを放つ茶碗です。

家康が所蔵していたとの事。


これがガラスケースに入っているとはいえわずか30cmくらいの距離で見られるんだから大感激です。

先日の【お宝鑑定団】で4つ目が発見されたということで、その真贋についていろんな話がネットで盛り上がっておりますが、私が曜変天目を知ったのはもっとまえ。

それは一条ゆかり先生の大人気コミックの【有閑倶楽部】の第19巻の3話「菊正宗征四郎、一生の不覚」に登場してきます。



この話しの主人公の菊正宗征四郎が預かった曜変天目をうっかりと割ってしまい・・なんと・・・。というお話です。
ちなみに我が家のは2002年11月2日の第一版でした。


もちろん至宝はこれだけではありません。仏教界垂涎のお宝、玄奘三蔵によってサンスクリット語を漢字へ訳された大般若経を奈良時代に書写した現物がありました。奈良時代だからびっくりです!

もう驚きの美術品や工芸品がこんなに近くで見られるとはほんとに驚きの連続でした。


ちなみに太閤園の駐車場に入れる手段もありますが美術館側にも数台専用駐車場がありました。

で、美術館の後は広大なお庭を見学。



藤田邸跡公園は明治時代に実業家として、その名を馳せた男爵藤田傳三郎氏の邸宅の一部にあたり、当時は公園周辺の市長公館や藤田美術館、太閤園などと共に広大な敷地をなしていました。

 

位置的には、毎年大阪人ならご存知の【造幣局の桜の通り抜け】の大川をはさんだちょうど反対側にあります。




園内には池や川、そして美しく手入れをされたお庭で桜がすでに咲いています。




美術館は800円の入場料でしたが、お庭はなんと無料!

本当にありがたいことです。