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2018/02/14

2018 2/14 鈴ヶ森刑場遺跡

「鈴ヶ森仕置場跡」

 丁寧に手を合わせ沢山の方々の冥福をお祈りしたあと、碑文等を確認。
敷地内には火炙などの仕置きで使用された基石や首を洗った井戸がありました。

旧・東海道に面した場所で当時は威圧的に見えたことでしょう。幕府の権威に対して
畏怖の念を与える為には必要なのかもしれませんが、その無念さや口惜しさの気持ちは
この場所に残り続けているような気がしました。

私が鈴ヶ森をしったのは落語「くっしゃみ講釈」の「覗きからくり」にある「八百屋お七」の一節から。

小伝馬町より引き出されー
先には制札紙のぼりー
同心与力を供に連れー
はだか馬にと乗せられてー
白い襟にて顔隠すー
見る影姿は人形町のー
今日で命が終わりとのー。
今どんどんと渡る橋ー
悲し悲しの涙橋
品川女郎衆も飛んでくるー
天下の仕置き場鈴ケ森じゃー
どーじゃー、どーじゃー







昨年訪れた「小塚原回向院」「首切り地蔵」「泪橋」の記事は下記にあります。