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2023/03/12

一周忌法要

 12日(日)一周忌法要が滞りなく終わりました。
惜しむらくは今まで私の祖父母の代から続いていました庵主さんが、ご入院中ということ。そこで急遽おなじ曹洞宗のご住職さんに来ていただきました。このご住職はお葬式、諸七日法要の際にもお世話になったご住職さんです。
参列者に曹洞宗の教法をお渡しくださり唱和するスタイル。やっぱ修証義は身が引き締まる思いがします。

・・生を明らめ死を明きらむるは仏家一大事の因縁なり、生死の中に仏あれば生死なし、但生死すなわち涅槃と心得て、生死として厭うべきもなく、涅槃として欣うべきもなし、是時初めて生死を離るる分あり唯一大事因縁と究尽すべし・・

大好きな母の死は人生観を大きく変えました。
死は避けられないものだけに今を精一杯生きることに尽きるのでしょう。

12日夜19時頃から久しぶりに滋賀県まで往復。往復150kmくらいなので2時間半程度のドライブになりましたが、運転中、色々と考える事が出来ました。私が背負うもの、家族に背負わせてしまっているもの、「生きる事と死ぬこと」の境目っていったい何なんだろうって。いつ亡くなるのかわからないだけに人は日々を精一杯生きるんだろうなって、禅問答のような回答しか出てきませんでした。