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2023/12/31

映画:パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー

年末の押し迫った31日に映画:パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービーを孫と鑑賞しに行きました。
いわゆるトドラー対象の映画ではあるものの、アニメの完成度は想像以上に高く、特にフルオーケストレーションでのジョン・ウィリアムズばりの緊張感高まるサウンドは見事!
よくあるDTMではなく大変、完成度の高い音楽でした。主人公(犬)は体格が小さく、不幸な環境で育ってきた女の子のスカイ。彼女のテーマは、なんとクリスティーナ・アギレラが歌っている!彼女が主演した映画:バーレスクは私の一番のお気に入りで、疲れた心をすっきりさせてくれます。

自分にコンプレックスがあり引け目を感じることが常となってるそんなスカイ。「自分から踏み出さないとなにも解決しないこと」に気づく。
バーレスクの映画の中でアリと呼ばれていたアギレラは、「自分の才能を信じ疑わず、そのチャンスをつかむために大きく踏み出すこと」を行う。

パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービーは子供向けにわかりやすいストーリーになっていますが色んな要素を絡めた大変良い映画でした。




2023/11/25

翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて

 話題の映画を鑑賞。壮大な茶番劇という前触れに偽りのない面白さ。その宣伝の巧みさは見事!どんなに良い内容でも宣伝方法が弱いとHITしないだけにこの映画の番宣は大したもの。滋賀県の野洲をはじめ和歌山県、奈良県のディスり方には大爆笑。「琵琶湖の水を止める」はたしかに言い古された言い回しだけに思わず失笑。










1作目のラストシーンで使われてる曲はSW4の戴冠式のテーマのおもいっきりオマージュ。ルークとレイア姫が反乱軍から祝福を受ける大切なシーンにふさわしいファンファーレ調から威風堂々を思われる流れるようなメロディに受け継がれていくその曲調がそのままに使われている。もちろん今回も使われていた。
また、私の大好きなカヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲が効果的に使用されていました。大変美しい曲だけに、その先を予見させる展開があるのかな?と深読み。。

2022/12/13

忠臣蔵 お軽三平

今年はたぶん忠臣蔵の当たり年。
とくにBS東急松竹で放映されている「大忠臣蔵」にすっかりはまっており、ようやく折り返し地点!第25回「悲恋お軽勘平その一」・第26回「悲恋お軽勘平その二」を鑑賞しました。

萱野三平を演ずる石坂浩二さんと、お軽を演ずる山本陽子の美男美女カップルを取り巻く運命の歯車。本当に運が悪いとしか言いようがない萱野三平、そんな三平に健気によりそう遊女にまで身を落としたお軽。なんとも悲恋なお話でした。
その経緯をしり血判状の一番末尾に「萱野三平」と黒々と追記した大石内蔵助さん(三船敏郎)、すでに三平は亡骸となっているが仇討ちの同志だという痛々しい気持ちが伝わってきました。

下記のお写真は当方が2016年秋に行きました際の高輪の萬松山泉岳寺での写真。入口に近いところに萱野三平重實(しげざね)さんの墓標がありました。



さて2022年年末「忠臣蔵~その男、大石内蔵助」では昨年亡くなられました田村正和さんが大石内蔵助を演じるドラマだけではなく、松平健さんが大石内蔵助を演じる忠臣蔵も放映!

忠臣蔵ってなに?って方にお勧めなのは「決算!忠臣蔵」。大石内蔵助をベタベタの関西弁で通す堤真一さんが演じており、当時の蕎麦16文を基準として、1文を現代の貨幣価値30円に換算しドラマが進んでいきます。
これ以外にも「最後の忠臣蔵」「四十七人の刺客」「忠臣蔵 決断の時」・・「サラリーマン忠臣蔵」や「わんわん忠臣蔵」なんてのもあります。

立川志の輔さんの創作落語「忠臣ぐらっ」も外せないし、講談では赤穂義士本伝・義士銘々伝・義士外伝がわんさかあるようです。

日本で一番数多く演じられた戯曲は忠臣蔵。
なぜ、忠臣蔵が私たちの心を掴んで離さないのでしょう?

主君の仇を取るために耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・そして本懐を果たす。この要素には、当時の賄賂が蔓延していた時代にくさびを打ち込むために、当時の政道に対し堂々と行う事をドラマで書かれていました。

いわばこれはテロであり現代では許されるべきものではありません。
先日の安倍晋三さんを襲った暴君を美化する訳では決してありませんが、巨大な力に立ち向かい、自分の信じる正道を顕示、社会を変えられるかもしれないというイデオロギーなのでしょう。

物事を部分的にしか見ず、解決の手段やにその無理難題のツケを民衆に向けるとどえらいことになることもあるという見本なのでしょうね。これは家庭内でも企業でも行政でも同じこと。。わが身を振り返りましょう。。

あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
                       By 大石内蔵助

2022/08/21

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 鑑賞

 久しぶりに映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」を鑑賞してまいりました

。前作の「炎の王国」は見ていませんので不安がありましたが大丈夫!すでに人間と恐竜の共生が行われているけれど様々な問題が引き起こされているという前提。(炎の王国の伏線回収ね)

ネタバレになりますので詳しくは記載しませんが、人間は「食物連鎖の頂上にいる」という驕りがあり、いつの時代にも恐竜を利用するエゴが出てくるのでしょう。ビジネス利用であったり軍事利用であったり。。人の欲望は尽きないものです。SWのように旧3部作のジュラシックパークと新3部作のジュラシックパークがあり今回公開の映画がラストとなります。


2022/06/19

映画「峠 最後のサムライ」鑑賞

今日「峠 最後のサムライ」を鑑賞。

 
https://touge-movie.com/ 〔公式サイト〕

河合継之助についてはこのBLOGで何度か取り上げたテーマで十五代将軍徳川慶喜の大政奉還を述べるシーンから始まりました。

河合継之助はすでに長岡藩家老職で軍事教練に余念がない。映画の中ではさまざまな藩政改革については触れることなくまた、黒船来航から戊辰戦争に至るまでの経緯や長岡藩を取り巻く環境をさらっと説明、すでに新政府軍が奥羽方面へ出発している前提で話が進んでいきます。

河合継之助は享年41歳。演じた役所広司さんの演技とその表現や熱演は素晴らしく、また松たか子さんの繊細な演技には目を見張るものがありました。特に所作の美しさには家老職の妻であるという威厳が決して嫌味ではなく感じされられました。

歴史には必ず勝者と敗者の歴史があるように、長岡藩主牧野忠邦の名代として導き出したその決断が正しかったのかどうかなんてわからないし、ましては運命を分けた「小千谷談判」での判断、そして新政府軍の代表が岩村精一郎でなければひょっとしたら回避できたのかもしれません。でも現実的には、長岡市内は灰となり多くの民衆の居住が無くなった事は事実。
無残な姿の河合継之助さんのお墓の写真等をネットで見ましたがとても複雑な思いでした。
今となっては武力衝突はなんとしても回避しなければならなかったのでしょう。

ぜひ下記のエントリーもお読みくださいませ。

2022/05/31

映画「大河への道」鑑賞

「大河への道」を鑑賞。

この映画は立川志の輔さん原作。伊能忠敬記念館に行った際のインスピレーションがもとになり映画化されたそう。ご本人ももちろんご出演。

立川志の輔さんの中でも「忠臣ぐらっ」や「ガラガラ」「歓喜の歌」「メルシーひな祭り」「質屋暦」などいずれの創作落語もその世界観がすごく計算された落語だけどそれを感じさせることなく、普段から愛聴していましたおかげで早くのうちにこの「大河への道」の話はチェックしていました。
そしてそのストーリーの情報がわかりはじめるともう楽しみでたまりませんでした。

「伊能忠敬さんが日本地図を作る」ってお話なのに「忠敬さん」は出てこないww
地域活性化のために取り上げた「伊能忠敬さん」を軸に現代の千葉県香取市役所と、200年前の江戸時代をうまく描いた歴史発見エンターテイメント。
現代の配役やそのポジションがそのまま江戸時代にポジションになっているなんて上手すぎです。

幕末オタの私は「忠敬さん」については知らないことばかりだし、受け継いだ髙橋景保さんについても全く知りませんでした。でも父親の高橋至時さんは「天地明察」の改暦関連でうっすらと。。また二番弟子の「間宮林蔵」さんは有名。

それにしてもなんどか出てくる「大日本沿海輿地全図」と「現代地図」の重ね合わせをみてホントにびっくり。
ぜひ下記サイトをご覧ください!

この正確さが徒歩による測量で、しかも驚くべきことは、51歳の時に江戸へ出て年下の高橋至時(たかはしよしとき)氏に暦学、天文学を学ぶために弟子入り。そして56歳から74歳まで測量のために日本全国を歩きまわっています。56歳から74歳!!

今の私は今は音楽製作をやめてその機材はすべて処分。楽器演奏もバンド活動も止めました。落語会や講談会へ行くことも止めました。歴史のお勉強でさえも長い間止めています。クラシック音楽もPOPSも興味が薄れました。
そんな私に「このままじゃダメ・・」って思わせる映画、それがこの「大河への道」です。

2022/01/07

祝!映画化!<峠 最後のサムライ>

先日、本屋さんへいったときに、司馬遼太郎「峠」が山積みされていました。書籍の帯には

「待望の映画化」とある!これは見なきゃダメな映画ですねー。

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河合継之助さんに関する映画は【河井継之助 駆け抜けた蒼龍】をすでに鑑賞済。

https://sweet-mikan.blogspot.com/2017/07/2017-716.html

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会津藩、庄内藩赦免を目的としてできた奥羽列藩同盟だが、肝心の新政府軍は代表仙台藩の謝罪をまったく受ける気がない。江戸の彰義隊騒動で上野寛永寺の住職をしていた北白川宮能久親王(輪王寺宮)は東北て避難してきている。いざとなったらこの輪王寺宮を担ぎ出して、南北朝の再来をも考えていたらしい。

さて、ここで気をつける点は、この奥羽列藩同盟は戦う為の同盟ではなく、あくまでも戦争を回避する為の同盟。そこに、新発田、村上、松村、三根山、長岡、黒川の各藩が加わり奥羽越列藩同盟へと拡大することになる。(ちなみにこの新発田は、赤穂浪士で有名な堀部安兵衛が生まれたところ。)
この奥羽越列藩同盟の共通認識はひとつ・・それは<長州に対する不信感>。
たしかに、京都を騒乱に巻き込み天皇から長州は朝敵であると烙印を押されたはずの長州がいつの間にか新政府軍として我々を攻撃しようとしている・・。たしかにこれはおかしいと思うのも当然。

 会津を制圧する為のTOPは九条直孝。鎮撫総督の名称であったはずが征討総督への呼称変更され5/11には会津征討大総督が決定。
そしてその作戦はあの大村益次郎さんが担当した。その作戦の本意は『枝葉を絶って根幹を孤立させる作戦』そして、その作戦参謀は下記の二人。
薩摩の黒田了介(後の北海道開拓)、長州の山県狂介(後の軍閥の親分)が担当する。

閏4/12、新潟の高田に到着した官軍は信州藩と合流。この信州藩を率いたのは土佐の宿毛出身の岩村精一郎。この時若干23歳。
すべての軍を山道軍(岩村)と海道軍(山県、黒田)に分けそれぞれが会津に向かった進軍を開始した。
閏5/2には山道軍は小出島を制圧し小千谷へ。海道軍は鯨波海岸で桑名軍を撃退。ちゃくちゃくと進軍を行う。

さて、今日のこの舞台はここからはじめる。
閏5/2に、河合継之助がこの小千谷にやってきた。目的は嘆願書を渡すこと。
河合継之助は長岡藩の家老職で長岡藩は7万4千石。<常在戦場>を訓とした質実剛健な藩。
藩主は牧野忠訓(ただくに)。あの山本五十六さんのご出身地。
河合継之助は変わり者だが人望のあつかった方で、遊郭好きだったが藩命として遊郭よ博打を禁止し、武士の石高は100石に統一するという大改革を行っている。
遊郭大好きな継之助のことを揶揄した詩「かわいかわい(河井)と今朝まで思い 今は愛想もつきのすけ(継之助)」がのこっている。また、藩はフランス式の軍制を布いていてガトリング砲を保有していた。

さて、嘆願書を作成するに至る考えは下記の通り。
・会津や桑名と心中するつもりは無い。
・奥羽越列藩同盟を裏切ることは出来ない。
・この戦いは薩長の私戦。
すなわち、長岡藩は中立の立場を貫きたいとのこと。

この骨子をもって慈眼寺にて岩村精一郎と話し合うことになった。

ところが岩村は、その嘆願書を見ることもなくあっけなく却下!
長岡藩の態度をはっきりさせろ!はっきりしない藩は敵である!と、まぁ明快なこと。

宿に帰った河合は『この上は戦あるのみ・・・』と呟いたそう。
報告を受けた長岡藩は、打倒薩長で意見は統一された。
この時、藩士の小林虎三郎のみ大反対したらしい。
ちなみにこの小林虎三郎さんは、小泉純一郎さんが有名にした<米百表>の方。

<米百表>
北越戦争で敗れた長岡藩は、7万4000石から2万4000石に減知、領地は焦土と化し藩士たちは貧困状態となった。そのときに支藩三根山藩から百俵の米が贈られることになり、これで飢えも免れると喜んだ藩士を尻目に藩士の小林虎三郎は、すべて売却し学校設立の費用にすることを決定。「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と諭した。

閏5/4には奥羽列藩同盟に加盟した長岡藩。1500人の兵隊が最新式の装備を持って官軍に戦いを挑むことになる。(北越戦争)

戦いの要所の榎峠を得るために進軍し見事獲得。この時、指揮官の岩村は酒を飲みながら談笑していたらしく、助けに来た山県に叱責されたらしい。
5/13には朝日山を目指す。この戦いで長州の時山直八氏(吉田松陰先生の弟子)が亡くなり、山県が詩を残している。

敵(あた)まもる砦の篝(かがり)かげふけて夏も身にしむ越の山風

官軍は作戦を変更し5/19に長岡城を攻めることとし、ついに運命の時が来た。

大手口で河合自らがガトリング砲を操作し、応戦したもののついに長岡城は落とされてしまい、河合は牧野父子を会津へ逃がすことになる。
5/22には長岡城の奪還計画を立て7/24には足場の悪い八丁沖を越えてなんと、奪還に成功した!この時の長岡軍の気迫は鬼気迫るものであった。

もう山県びっくり!妙見山へ敗走した官軍。

ところがこの戦いで河合継之助が負傷してしまう。実はこのときに外山虎太という河合継之助を師と仰ぐ方が従軍していた。河合は、この青年を『虎や・・虎や・・』と大層可愛がっていた。
河合の受けた傷は破傷風へ。ついに脚を切り落とす大手術をすれば助かる・・ということで戸板に乗せて会津へ向かうことに。

         八十町 腰抜け武士の行く峠

自嘲ぎみの句を残して河合は亡くなってしまった。
実は河合は自分の死期が近いことを悟ると、虎に『これからの世界は武士ではなく商人・・』福沢諭吉への紹介状を書いて手渡したそう。

のちに外山修造。
日銀の初代理事となり、次は朝日ビールを起こし
http://www.asahibeer.co.jp/area/03/15/nagaokajin/

阪神電車をおこした。
http://www.hanshin.co.jp/company/about/history01.html

ちなみに阪神タイガースの虎は、外山虎太からきているそう。

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シネマトゥデイより引用)
『蜩ノ記(ひぐらしのき)』などの小泉堯史が司馬遼太郎の「峠」を映画化した時代劇。越後長岡藩の筆頭家老である主人公が激動の時代を生きた姿を、スクリーンに焼き付ける。主人公を数々の主演作を誇る役所広司、その妻を『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』などの松たか子、主人公の父をダンサーで『蜃気楼の舟』などに出演した田中泯が演じる。

2021/12/19

マトリックス レザレクションズ 鑑賞

 マトリックス1作目から描かれている「現実と仮想」「AIと人間」「普遍的な愛」のテーマが継続されながらも20年以上の経過でその表現は大きく変わりました。

ネオが混乱すると同時に映画を見ている私も同時に混乱し、現実なのかそれとも虚構なのか、同時に断片的に出てくる過去の映像が大きく印象を操作し、見ているものをさらにマトリックスの世界に引き込んで行きます。

 非常に長い上映時間だけれど、私は途中で飽きることなく、また眠気なんて感じることなく大変楽しむことができました。特にレザレクションズの核を貫くテーマ「普遍的な愛」が明確になるとその描写やスリリングなアクションが大変印象的でした。

たぶん、年明けにもういっかい鑑賞させていただきます。

しかしまぁ、映画館のもぎりのお兄ちゃん、、もそっと愛想よくできないものか。。映画館がガラガラなのはしょうがないとして、自らが拍車をかけてどうすんねん。。



2020/01/04

STAR WARS EP9

2019年末に最終話のEP9が封切られました。

EP4は今から42年前。

私が学生の時に今の阿倍野近鉄百貨店ウイング館にあった近映大劇場で胸をどきどきさせながら鑑賞したのをいまでも覚えています。当時は入れ替え制ではなく座席も自由なので一度入場すると朝から晩まで過ごすことができました。
朝から何度も繰り返してEP4を見ながら確かにあのタトゥイーンの乾いた空気を感じたり、殺風景な地平線やアイズリーの宇宙空港の酒場のシーン、ハンソロとの出会いとミレニアムファルコン号やXウィングを目の前にあったと感じたものでした。

そうそう・・字幕版ではフォースを理力って訳していましたっけ。

今回のEP9の評判はまちまちのようですがこれは、人それぞれ、この42年間にどれだけSTAR WARSとかかわってきたかに依存するようです。

「どのエピソードが好き?」って聞かれたことがありました。
スターウォーズは単純に言えば宇宙を舞台にしたスカイウォーカー家3代にわたるドタバタ騒ぎですが、それでもすべてのエピソードにはしっかりとしたメッセージがあり、選ぶことができません。


あぁ・・・終わっちゃった。。

本当に?

終わりなの??

(´Д⊂グスン

2018/11/01

2018 11/1 TBSドラマ『重版出来』(じゅうはんしゅったい)

Amazonのサービスはホントに便利なもので、最近はバスタイム中に必ずと言っていいほどPrimeVideoを見ていますが、なかなかの名作に出会える事もあります。

 で、昨日で見終わったのが「黒木華」主演の「重版出来」(じゅうはんしゅったい)。
http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/



 2016年4月から10話構成で放映されたそうですが視聴率は残念ながら振るわなかったらしいですが「第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 作品賞」を受賞しているそうです。
なによりも「黒木華」演じる主人公「黒沢 心」が素晴らしい!。
柔道でオリンピックにも出られる素養がありながらも日体大在学中に怪我で断念。
自分を柔道に開眼させてくれたマンガとの出会いから、その編集にひたすら打ち込む
熱い心を持った新米編集者の役。
単にモノを売る商売には無い、あくまでも一癖も二癖もある個性的な漫画家さんとの二人三脚で素晴らしいマンガを世に出していきたい。そして出版社の願いの「重版出来」いわゆる「増刷」が夢。
物語の舞台となる『週刊バイブス』編集部の個性的な役者さんと、沢山の漫画家や書籍店等のいろんな人間模様に育てられてゆく「黒沢 心」のひたむきな情熱が感じられました。
私はあんまし分からなかったのですが、マンガ好きな方なら有名な漫画家さんの「ネーム」がいっぱい登場していたそうです。
もちろん色んなマンガが登場!「ツノひめさま」や「ピーヴ遷移」「ガールの法則」等などでてきましたが

八丹 カズオ先生の「タンポポ鉄道」は私も読んでみたくなりましたが、残念ながらドラマの中だけのマンガなようです。

2018/06/30

2018 06/30 スターウォーズ アナザーストーリ 「ハン・ソロ」

a long time ago in a Tennoji ・・・。

天王寺が今みたいにキレイじゃなく庶民の町だった頃。

阿部野橋駅の横に近映会館」っていう映画館がありました。

そして1968年6月30日に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開されました。
当時は映画館は入れ替え制ではなくもっとのんびりした時代。
学校から帰ると急いで映画館へ行き何度も・・繰り返しこの映画を見続けました。
退屈な日曜日は、ずっと映画館で過ごしたこともありました。


20世紀フォックスのあのファンファーレに続きオープニングとともに字幕が流れます。

a long time ago in a galaxy far far away・・

そして、感じたことのないような重低音と共に頭上をスターデストロイヤーが通り過ぎてゆく。

何度見ても見飽きないそんな魅力があります。


そして40年後の6月30日に「ハン・ソロ」を鑑賞!


生まれた場所や環境・・経歴・・チューイとの出会いやファルコン号、そしてソロの価値観がどう形成されていったのか・とても興味深かくもちろん映画としても充分なクオリティで世間の評判なんていっさいきになりません。

私の頭のなかには、ハリソンフォード演じるハンとまったく同じ!

ということで次回は七夕さん7日にもう一度鑑賞してきます!

https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo/video.html

2017/12/23

2017 12/23 スターウィーズ 最後のジェダイ 2回目

2回目の鑑賞です!さすがに2回見ると隅々までじっくりと分かりました。
見逃していた細かな伏線まで自分のなかできっちりと理解できました。
もちろん、今後EP9に続くとおもわれる伏線もばっちりです。
はやくDVDが発売されないかな~!


それにしても堺浜のMOVIXはとっても快適です!
最寄りの駅が無いだけにお客様が少なく、車移動の私には超便利な映画館です。


2017/12/16

2017 12/16 スターウィーズ 最後のジェダイ

さっそく朝一に鑑賞してきました。

ネットで座席予約してチケットを購入しておくと当日は並ぶことなく発券だけでいいので、本当に便利になりました。





まず、なによりも感慨深かったことはこれ。

エピソード4の「NewHope」の公開は1977年なのでいまからちょうど40年前。
マークハミルは青年だし、キャリーフィッシャーは勝気な少女風だし、ハリソンフォードはやんちゃなお兄さん風。それが誰しもがリアルに年月を経て今ではお髭ボーボーのルークスカイウォーカーだし、レイア姫はおばあちゃんになって将軍職だし、ハンソロ船長はお爺さんだし。チューバッカやC3POやR2D2は年齢がないみたいだから昔のままだけど。
映画を見続けた私も同じように40年の年齢を重ねて来ることができたのが何よりも嬉しい。

そして何よりも悲しかったのはプリンセスレイアの訃報。なので次回作以降の出演はありえないし、ハンソロは前作「エピソード7」でカイロ・レンに殺されてしまいましたので出演もなく・・・。
ネタバレなので書けないけれど・・・なのです。

この壮大なスケールで描かれるスターウォーズにサブタイトルをつけるとするならば【スカイウォーカー家を取り巻く色んな騒動】。

ルークとレンの関係やファーストオーダーに立ち向かうレジスタンス、ジェダイは?レイは?フィンは?・・・

良い意味でいろんな裏切りがあり、EP4を彷彿させるシーンや音楽!そしてとってもかわいい新キャラ。。

次作公開の時も元気で映画館で鑑賞できることを願っています。


2017/10/01

2017 10/1  「帰ってきたヒトラー」鑑賞

肌感覚と私の浅はかな知識だけで、このつたない文章を書くのはおこがましいのですが
この映画って単なるコメディーとして見ることもできる題材だけと、正反対で辛辣な皮肉たっぷりの内容で、それは地続きのヨーロッパであるか故の悲しい度重なる戦火から世界をけん引しようとしたドイツで起こった悲劇を現代のドイツ社会でどのように見ているのか?というテーマとしても見ることがでいる興味深い話でした。

1933年に首相になったアドルフヒトラーが当時の荒廃するドイツで行った当時の状況を、現代(2015)に重ね合わせ様々な状況を鋭く指摘、難民流入による失業、テロや民族としての水準低下を嘆きその自然巧みで卓越した演説でドイツの若者たちが支援を申し入れたりナチ党風の挨拶をする風景が見られました。

どこまでが演出でどこからが自然なロケなのかわからないし、ドイツ人はヒトラーをどのように捉えているのかわかならいけれど、いくつも共感できる箇所がありました。
また、やむ終えずヒトラーの指に噛みつき離そうとせず、また執拗に噛みつこうとした犬を射殺した映像に対する言い訳には考えさせられました。


http://gaga.ne.jp/hitlerisback/

大衆は大きなギヤを構築する小さなネジ。私はハンドル。そのハンドルを選んだのは大衆・・。そう語るヒトラーは当時の民衆の心を掴みそして巧みなハンドルさばきをしたのでしょうか。

映画のストーリーでは、本物のヒトラーを売れないコメディアンだと信じ込む大衆に対し
確信をつく言葉で今の社会の問題点をズバズバと指摘、ドイツ中を行脚し今のドイツの問題点をヒアリングするシーンは本当に考えさせられました。またエンディングでのテロリズムや社会情勢不安を煽るような映像にも胸が痛みました。

この映画を日本風にリメイクするならば主人公は誰になるのでしょう?残念ながら私には分からない問題です。

2017/08/11

2017 8/6 「日本で一番悪い奴ら」鑑賞 




2016年公開の「日本で一番悪い奴ら」を鑑賞。
このストーリーがほぼ実話であることに大変驚きました
綾野剛さんが演じる主人公の諸星要一。

学生時代の柔道の腕を買われて北海道警察へ入署。悪人を撲滅し、市民の安全を守るという理想に燃えていた日々が脆くも崩れてゆく。
実際に警察で出世をする為にはすべてが点数制度で縛られていることから、調書をひたすら書き写すというつまらない仕事に。そんな時に上司に「Sを作れ」というアドヴァイスをもらう事になる。
このSとはスパイの略であり、たとえばヤクザ組織に近しいところに居るものや犯罪スレズレの家業を営むのも等から名指しで連絡が入るようにするのが理想であるとの事から、自分の名刺やステッカーを繁華街に配布し、また積極的に危険な人物らと接触することでどんどんと名をあげ、出世街道へと進んで行く諸星要一。
拳銃撲滅キャンペーンでは、上司から「おい、今月は〇〇丁くらい手に入らないか?」や、1丁あたり〇〇円の裏金が警察幹部から渡されたり。また領収書偽造で裏金作りに加担させられたりと、自分の理想と現実のギャップに苦しみながらも周りがみえなくなりついには税関と組んで大規模な拳銃密輸を実行させるために麻薬の密輸を見逃すという事も。
当然危険な組織からは目を付けられるストレスや、Sを養うための資金調達から自らがクスリに手を染めて破滅への道へと進んで行く。
綾野剛さんの演技が素晴らしく、理想に燃えた警察官や、イケイケ風の演技、そしてシャブ中の演技等いろんな使い分けを見ることができました。
また中村獅童さんは見事にはまり役だし、デニスの上野行雄さんももうぴったり!
このできごとは「稲葉事件」で沢山情報がでてきます。


なかでも稲葉圭昭氏ご本人のインタビュー記事を鑑賞後にじっくりと読ませていただき、日本警察組織への不信感がつのりました。

素晴らしい方々も沢山おられて映画の中のように悪い方ばかりではないことは十分理解できていますが疑問が出てきます。
ましてや警察官の不祥事が新聞紙面を賑わす昨今、今一度体制を見直してもらいたいものです。

2017/07/16

2017 7/16 【河井継之助 駆け抜けた蒼龍】鑑賞

あまりにも晴天過ぎるこの週末、外出する気にもならずクーラーの効いたリビングで先般レンタルしたDVD【河井継之助 駆け抜けた蒼龍】を鑑賞しました。

河合継之助氏のあまりにも卓越した世間を見通せる眼を表現するためか「めさらえや」という目に入ったゴミを紙縒りでさらえる事がきっかけで坂本竜馬氏と出会うあたりはなかなか面白く、けっして堅物ではなく酒も女も大好きで生かす学問を好むあたりを表現するいろんなエピソードを積み重ねて人物像を明確に浮き彫りにする事で感情移入する事ができました。

それにして小千谷談判での岩村精一郎氏の態度が無性に腹立たしい!中村獅童さんはまったく悪くないけれど実際もきっとあんな態度だったのでしょう。たしか中村獅童さんは、八重の桜の時には会津藩士佐川官兵衛役でこれまたぴったりだったけどそれ以上に役柄に入り込んだ演技でした・・それにしても腹が立つ。。
ちゃんと話を聞くことがでいていたならば北越戦争は回避できていたんじゃないでしょうか。岩村氏にはいろんなエピソードがあるようで若さゆえの血気盛んな青年だった岩村精一郎氏が相応しかったのか疑問がのこります。

【参照】2011 2/12 教科書に書かれない幕末史 長岡藩と河合継之助


新政府軍VS旧幕府軍という中でスイスの例を出して中立を目指すという立場で奥羽越列藩同盟の目指す会津藩、庄内藩赦免を達成しようとしたが残念ながら小千谷談判での結果をもって全面戦争へと広がってしまいます。
長岡城奪還作戦として行われた信濃川ともうひとつの天然の要害である八丁沖を渡るという作戦を決行します。底なし沼と恐れられる背丈以上の葦が生えた、まっくらな沼地を超えて長岡城に入るという作戦で死闘を繰り広げたらしい。

なんとか奪還成功したものの流れ弾が左足に被弾した河井継之助氏は会津へ抜けるための八十里峠を戸板に乗せられて超える途中で自虐的な詩を読む。 

      八十里 腰抜け武士の行く峠

河井継之助氏が前線を抜けたことでその後長岡藩は敗戦・・。長岡の城下が燃えてゆく。

また、この物語を回顧的に進めてゆく稲葉隼人(話中では土佐藩士)氏については実在なのかどうかわからないけれど、一緒に備中の山田方谷先生の元で勉学をした間柄。なにか救いの手を差し伸べることが出来なかったのでしょうか。

また、下記エントリーで書いている玉蟲左太夫さんも今回の戦犯として捕縛後切腹させられています。
2016 4/17 幕末の日本人が見たアメリカ~万延元年遣米使節の異文化理解~

それにしても戊辰戦争では薩長土肥閥ではなく本当に明治新政府入りするべき方が沢山亡くなっています、本当に残念なことです。




河井継之助~駆け抜けた蒼龍~ [DVD]

2017/02/24

2017 2/24 【本日解禁】『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 』MovieNEXご予約開始!! [Joshin web]

ついに発表となりました!『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 』 待望のDVDは4/28発売です!
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※数量限定につき、お一人様1枚(組)限り
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価格 5,289円 (税込) 送料無料 
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX【通常版】[2Blu-ray&DVD]/フェリシティ・ジョーンズ[Blu-ray]
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発売日:2017年04月28日発売
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参考小売価格 4,200円 (税込 4,536円)
価格 3,583円 (税込) 送料無料
出荷目安:発売日前日

2017/02/04

2017 2 /4 映画 桜田門外ノ変 

先日テレビで放映された「桜田門外ノ変」を鑑賞。

当時は黒船問題に頭を悩ます上に将軍継嗣問題が加わり、そのジャッジに対して
孝明天王より戊午の密勅が発されたことの事態収拾を強力なリーダーシップで抑えようとした井伊大老。
もちろん水戸へ下された勅に対して幕府は返却を迫る。水戸っぽは、勅を返すやら、天皇に返すやら、幕府に返すやらで意見が分かれる。いろんな小競り合いが繰り返される中で井伊大老はその首謀者探しで安政の大獄へ突入しさらに時代は混とんとしていく。

2013 1/19 歴史と人間 幕末維新編 関鉄之助と桜田烈士

2010 10/17 桜田門外ノ変

日本の首都「京都」の治安が最悪となり悪質な事件が立て続く。

そしてテロ行為とも呼べる桜田門外の変ついにおこってしまう。
薩摩藩3000人の挙兵に支えられた計画であったが不運はかさなっていく。

何が正しくて、なにが正解なのかみんなが模索しているなかで、その根幹を暗殺すれば時代が変わると信じた結果を襲撃に求めた。

短絡的な行いだとひとまとめにしてしまう気はありませんが、
EUを脱退した英国、強力な富国政策を進める米国。きな臭い中近東。一触即発の東アジア情勢。いったい正義はどこにあるのでしょうね。

ということで【桜田門外の変と蓮田一五郎 】なる実際の書籍を購入しました。
最近はkindleでの読書が多かっただけに新鮮です。

2017/01/03

2017 1/3 一命 

先日鑑賞しました【切腹】がカラー映画でリメイクされていました。

市川海老蔵主演 役所広司に瑛太など。

白猫を可愛がる家老職はサザエのつぼ焼きを食しながら話を聞く演出。
いかにも意地悪そうな青木崇高演じる沢潟彦九郎。

原版に対しいろんな情報を詰め込み、きっちりと背景を描き出すあたりは現代版な演出となっていました。
肥えた白猫と痩せた白猫の対比、妻の滋養に卵を買うシーンや困窮極まりなくまた
武士の魂といえる刀を質に入れるかどうか、小雪舞い散るなかでの戦いシーン・・・など。
それにしても抒情的な風景はどれも美しく見事です。

これは好みの問題なのでしょう。

私は白黒映画でシンプルな音色が煽情的に煽り立てる前作の音楽、そしてできるだけ情報を削ぎ落した前作の方が好きです。


さて、舞台は1630年頃、たしかに関ケ原の戦いも、大阪の陣も知らない形式的な武士階級に対して切腹を見せるということで忘れられようとしている武士の心意気を思い出させるために見世物とした井伊藩。
しかしながら竹光で切腹をさせるとは・・。



全身全霊で挑んだ瑛太の切腹シーン。瑛太が三池崇史監督にした提案とは?
http://news.walkerplus.com/article/25336/








2016/12/20

2016 12/20 切腹 1962年公開映画

1962年に公開された白黒映画。こんな名画を鑑賞できるとはWOWWOWのおかげです。

津雲半四郎(仲代達矢)という浪人が江戸外桜田門にある井伊家藩邸へ切腹をする場所を貸してほしいとを訪れる事に始まります。
井伊家家老が「実は先日、千々岩求女という同じような浪人が来た」と話し始める回想。

この時期、食い詰め者の浪人が切腹の場所を貸してほしいと脅し、その退散料として金品をもらうことが流行しているということから、話巧に千々岩求女の風貌を調べてみると武士の魂とも言える刀は竹光あるために、井伊藩邸の武士達は、なかば馬鹿にしたような対応に加え士官させると期待させた挙句に竹光の切腹を無理強いさせたとの事。

津雲半四郎は、私は決してそんなことはしない、本当に切腹をするということで話が進んでいきます。
そして介錯人をとして3人を指名したが3人とも出仕していないとの事、そこで自分の身の上話を語りだすとそこには意外な背景が!!!!

興味のある方は「切腹」をご覧ください。

井伊家代々伝わる鎧兜や、井伊家の日記がすごい伏線になっていて映画の開始とそして終わりにも同じカット割りで表現されています。

丹波哲郎さんも 三國連太郎もすごくかっこいいです!

さて、この映画のテーマってなんだろうって考えてみると、武士道って何?ってことなんでしょう。

大坂の陣以来、太平の世が続いたことで精神のみが残り、剣術の鍛錬等が置き去りにされた形骸化した武士道をベースとして自分の腹を自分で十文字に切り裂いて死を迎えるという狂気じみた切腹作法を例にとり、そんな時代をおもいっきり皮肉っているのでしょうか。

1962年(昭和37年)といえば終戦より17年。オリンピック景気に沸き植木等さん主演の「無責任男」が大流行。スーダラ節にC調言葉にヤコペッティ監督の世界残酷物語が封切。
「Japanese miracle」といわれるくらい経済が活性化したものの

日本が足元を見失う原因となった証券不況から赤字国債の発行へと続く時代です。

切腹といえば思い出されるのは世界に「ハラキリ」を有名にした幕末の「神戸事件」です。

http://sweet-mikan.blogspot.jp/2010/10/2010-1016.html

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神戸事件の幕引きを図るために岡山藩から【滝善三郎氏】がついに切腹することになる。
現在もその遺書は岡山と神戸の子孫の自宅に残っているらしい。
この様子はアーネストサトウ氏や様々な文献で様子が書かれており、<日本=ゲイシャ・フジヤマ・ハラキリ>のハラキリはこの滝善三郎氏の切腹を始めてみた外国人が比喩した言葉とのこと。

そのときの様子は文献に書かれているが実はそれらの文献にはあまり書かれていない下記の言葉を一番初めに呟いたそう。

「私は遠国の者(おんごくのもの)故、朝廷が外国人を大切に扱う方針になっていたとは知らなかった」二枚舌を持つ新政府を批判した痛烈な言葉。
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現在の政府や大阪府に大阪市、そいて様々な地権者が二枚舌になっていない事を願います。