先日、吉野神宮へ参拝してから後醍醐天皇をはじめとした北朝方の興味が止まらず、北畠顕家を主祭神とした阿倍野神社へ。そして今日は享年21歳でこの地で絶命したお墓を参拝してまいりました。
天王寺から阪堺線・・ちんちん電車に10分ほどの地にある「北畠」下車。東へ徒歩5分程度。メガネの愛眼の向かいにある「北畠公園」にあります。
長い間、その存在は知っていましたが興味が持てなかったことから訪問することを躊躇っていましたが、先日来より急に興味が出て、今日の機会を得ました。
昭和3年7月に北畠顕家卿顕章会を興し墓域拡張修築の為に篤志家の寄付を勧奨し、某額5,400円を得たり。依て年次祭典を行い墓域隣接の民家並びに宅地買収し、以て浄化構築を図らい、時は恰も大阪市に於いてその買収に係る宅地32坪8合と残余1,200円を以て事務所6坪を建設し之を大阪市に寄付。
その墓標は湊川神社にある楠正成公の墓標と似て亀趺の上に乗り、永遠に受け継がれたいようにという願いを感じました。ただ、大変残念なことに石壁は子供たちのサッカーの練習に使われ、入口周辺は消して美観に優れているとは言えず。残念な思いです。
生まれ育った地域に根付いた歴史や伝統にどんな形で触れ合っても良いしどんな形で出会っても良い!そう!きっかけはなんでも良いからまずは知ることの興味から始まってほしいものです。