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2025/06/07

雅楽と俗楽 覚書

 機内に伝わった雅楽は三方楽所として、四天王寺、奈良興福寺、京都宮内で定着。四天王寺では、聖徳太子のご命日の精霊会(4月22日)に石舞台で演じられます。管弦・舞楽・謡物に大別されます。


雅楽は楽譜における縦の線に相当するリズムは希薄というか・・無いし、メロディラインは龍笛を主に全員で奏でるために、口伝による伝承。息を如何に音色にするか?というフルートのような奏法ではなく、ノイジーな音色が求められる龍笛。テンポは一定ではない上に早くなっていく。音量は常にフォルテ等。わざとずらして叩く羯鼓と鉦鼓と太鼓・・。

今では、神社で演奏されるイメージは明治時代の日本の誤った国策「廃仏毀釈」で押し付けられたイメージに過ぎず、宗教音楽のなかでも仏教とは切り離せられないもの。明治になり俗楽が入り雅楽に対して俗楽という理念が成立したとのこと。

全員が全員の様子を把握しながら演奏されるものの、その先導者を「音頭」と呼ぶことから「音頭を取る」という言葉が広がった。他にも、「呂律が回らない」「調子が良い・悪い」「野暮」「二の句が告げない」「二の舞になる」「楽屋」なども。

吹奏楽で「能面」の中から、増女と大癋も見を演奏、また越天楽も有名だし、蘭陵王も。でしかしこれくらいしか知識のない自分に驚きました。