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2026/01/24

梅田芸術劇場 「忠臣蔵」観劇

 梅田芸術劇場「忠臣蔵」を観劇。




わずか3時間でこの長大な物語をまとめるのは相当なご苦労があったことでしょう。
しかも「新解釈」とのこと。

忠臣蔵を題材にした講談では、銘々伝、本伝、外伝があり、四十七士の様々な物語や、義士にまつわる様々な人間模様を描いたエピソードがあります。もちろん人それぞれに大好きなエピソードがあり、すべてを盛り込むことは無理は承知ですが割愛されたエピソードやナレーションで済まされた部分も多く、それでも主君の仇を討つ義士それぞれの気持ちがしっかりと描かれており、その世界観に没頭することができました。

また舞台上での様々な仕掛けでいわゆる大道具や書割りは姿を消し、LEDを背景にしたセットが主流となったことから、わずかな暗転で世界を描くことが可能になったことからどうしても場面の多い忠臣蔵は細切れ感が否めませんが、それでも客席と平行に配し、平面の広がりを見せたり、また斜めに配することで本当の舞台以上に奥行きを感じさせたたり・・また役者との動きや音楽、効果音とシンクロさせたり、背景をスクロールさせることで360度の動きを見せたりと様々な使い方がありました。

劇場にボンやセリがない場合でも可能な限りの世界観を出すことができるのは技術の進歩なのでしょう。あとはリアルな芝居からLED背景のアニメの世界での動きに違和感がありましたがそれでも十分な演出効果です!

さて、新解釈の部分では「なるほど・・そうきたか!」と思わせられましたよ。

「裏切ったな!」の2重スパイや「大石内蔵助vs吉良上野介」の解釈。
特に圧巻だったのは吉良邸へ入ったあとの殺陣の動き!これは素晴らしい!一瞬の狂いもなく緻密に計算されたスピード感のある機敏な動き!ほんとにお見事でした。

ナレーションをされた松平健さんの味のある語りと、様々な役者さんを見事にまとめ上げられた上川隆也さんに高橋克典さん、藤原紀香さん、そして役者さんとしての実力がメキメキとUPしているのを感じさせた立入俊樹さん。多くの素晴らしい方々に支えられた良いお芝居でした。
お疲れ様でした。