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2009/02/19

◇2009/2/19 大和文華館

近鉄の某駅でチラシを偶然手に取りました。
え????富岡鉄斎???

先日参拝した大鳥神社の元宮司さんというより「日本最後の文人」の異名をもつ有名な書画の期間展示があるということでさっそく行って来ました。
場所は懐かしい近鉄「菖蒲池」・・。あやめ池遊園地がなくなりもう何年になるんでしょう。。。プールにスケートにOSKに。。




さてこの文華館は近鉄50周年の記念事業として建設されたそうで今回のコレクションはもとより庭園内の草木のお手入れが行き届いておりほんとに至福の時間を過ごす事ができました。






この所有は鉄斎さんと親交が厚い四国伊予の国の方へお送りした数多くの文画を一同に展示。見た印象では鉄斎美術館には及びませんが名作「寒月照梅華図」が見れます。
はぃ♪すごぃ迫力でした。残念ながら絵葉書などにはされていないのでしっかりと目に焼き付けてきました。
この絵は明治44年・76歳の時の作品で、寒い2月頃の静まり返った深夜。。大きな満月に梅の花がふわっといまでも音を立てて開花してゆくそんな瞬間を捉えているようにおもえました。昨年行った鉄斎美術館にもう一度行きたくなりました^^


実はこの後、松伯美術館にも行きましたが現代日本画であったことと、鉄斎さんの印象が強すぎてなんにも覚えていないのですww
それだけ鉄斎さんのあのイキイキとした水墨画と書の世界はおそるべしです(笑)

ちなみに富岡鉄斎さんは1837年生まれ。大好きな吉田松陰さんは1830年生まれ。。まったく同年代で、激動の幕末を過ごされた方なんですね。
また鉄斎さんの作品をみると尊王派だったのでは。。。