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2010/07/17

◇2010 7/17 奇兵隊内閣

一阪先生の文章が週間朝日に寄稿されました。※掲載は6月でした。
掲載されたことを確認しましたので公開させていただきます。
その内容は興味深い内容で、きっと管さんは何気なく使った言葉でも、上に立つものはその影響を注意しなきゃダメってことなんでしょう。


山口県は歴代総理大臣を8人も輩出してある。政治家における長州ブランドの力は強大だ。
八人目は安倍総理大臣。ところが安倍さんは短命内閣だったためかお国入りされていないそうだが、その当時は山口の盛り上がり方はすごく、タウン情報誌をはじめ、安倍晋三特集が組まれたくらい。

さて今回の内閣は菅さんは「奇兵隊内閣」とネーミングされたそうで、いろんな思惑が働いてるらしい。
総理になって早々にお国入りされた菅さん。そうそうの故郷訪問の際でも県知事をはじめお役人さんのお迎えは無かったそうで、これは菅さんは山口出身の総理と認定している訳でもなく、菅さんの政治地盤は東京の三鷹、かたや安倍さんは山口が地盤であったためか、単なる山口にゆかりのある政治家としてしか認識していないからではないでしょうか?

さて、武士や農民などの差も無く自らの意思で異国の圧力を跳ね退けるべく参加し…というイメージがある奇兵隊ですが隊内には出身階層による差別もあったし、また各村へ入隊の割り当てもあったそう。
その奇兵隊も、最後は大リストラ決行と、その反動の「脱退騒動」で木戸孝允による武力制圧の結果、100人以上が処刑。そんな影の部分を知っての「奇兵隊」内閣なのか…。

今日のお勉強会では前半は《奇兵隊内閣について》
たっぷりと光と影、そして色々な裏話を聞かせてくださいました。
某週刊誌に記事が掲載されるということなので内容に関しましては発売後に記載させていただきます。