ちょうどこの時期、各家々ではご先祖様を自宅にお迎えし、そしてまたあちらの世界に返って往かれる御霊へのお盆の法要が行われることとおもいます。
我が家は世間よりすこしだけ早く行うことになっていて、も通例では例年は8月の第一日曜ですが
今年のみ変則的でこの第二日曜になりました。
毎年のように、私が幼少の頃より我が家に起こし戴いている尼さんのおられる庵へ直接お迎えにいき、
そして無事に今年も終えました。
実は私の本家は浄土宗ですが我が家は事情があり、
代々曹洞宗でもちろん聞きなれたお経ももちろん曹洞宗のお経なのです。
今年早々に公開された「禅」鑑賞した経緯から、その春に永平寺へお参りにいった際にあまりの感動の勢いで
わずかながらに寄進させていただいたご縁で「修證義」を頂戴しました。
もちろんこの教本には「摩訶般若波羅蜜多心經」や「普門品偈」が掲載されていることから、
子供の頃から聞き覚えていたお経が今回から活字で追う事ができました。
道元さんの説かれた「禅」は奥深く、私が語ることなぞ恐れ多いわけですが「修證義」は道元さまが
極意としてかかれた書かれた「正法眼蔵」の抜粋なので漢字を追うとなんとなくおぼろげですが言わんとしていることがわかります。
ありがたいことです。ほんとうに、ありがたいことです。