35年くらいぶりの伊勢参りです。西名阪⇒名阪国道⇒東名阪⇒伊勢自動車道で伊勢西ICまでおよそ3時間。平日のおかげで外宮駐車場は余裕!
伊勢参りは外宮⇒内宮へ参拝しなきゃ・・ということでまずは外宮。豊受大神宮は衣食住の恵みをお与えくださる守護神。ちなみに20年に一度行われる第63回神宮式年遷宮は令和15年とのこと。
鳥居を潜り砂利道を進む音だけが・・・と言いたいところだけれど静寂を破る中国語・・ええかげんにしてくれ・・・。心静かに参拝できないのか。。。と自分の心を荒立てるのは私の精神修業が未熟なのか。
白装束に身を包まれたご婦人方が御敷地に沢山しゃがみこまれて何かを拾われています。「なにをなさっているのですか?」「はい。私たちはこの御敷地に生えている雑草や小さな枯葉や等を拾わさせていただいています。」と・・素晴らしいご奉仕の精神。「本当にありがとうございます」とお礼を申し上げ、この地の横にある正宮 豊受大神宮へ参拝させていただきました。
遅めの昼食&デザートを済ませたのち、本宮へ移動。
皇室の御祖神の天照大神が御祭神の皇大神宮(内宮)です。
手入れの行き届いた参道を進み正宮へ。下記の横に正宮があります。
無事、伊勢参りを済ませたあとは「おかげ横丁」へ。
日本人のDNAに刷り込まれている自然崇拝をはじめ、あらゆるものに神が宿っているその美しい心。他人を思いやり、慈しむ心。悲しいことにどんどん忘れている。本当に恥ずかしい事です。いかに生きるか・・の問いに対して神道があり、いかに死ぬかの問いに対して仏教があるようにおもいます。決してそれだけではありませんが、あたりまえの事をあたりまえに行う事が欠けているように反省してばかり。