[展覧会の絵]
ムソルグスキー作曲の組曲で、一般的にはモーリス・ラヴェルが管弦楽用に編曲したものが有名です。たしか、ムソルグスキーの友人の画家[ハルトマン]さんの遺作の絵画をみたときのインスピレーションが作曲のきっかけだったと記憶しています。
この組曲には思い出がいっぱい詰まっていていますがなんといっても、私のクラシック大好きな趣味が始まった原因がこの曲の最終曲「キエフの大門」を吹奏楽で演奏することになりミニスコアを購入したことです。
様々なオーケーストラが演奏していますが、中でもユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団のレコードが私の一番の思い入れの強いレコードです。まだCDはなかった時代です。
また原曲のピアノ版や先日お亡くなりになられました冨田勲氏の展覧会の絵はいまでも
想像を掻き立ててくれます。
で、なぜこのエントリーを書いたのか・・。
数か月前からamazonプライムに加入したおかげで色々とお得に入手。
中でもお気に入りは下記を購入したことでバスタイムが100倍楽しくなりました。
http://sweet-mikan.blogspot.jp/2016/02/2016-26.html
脱衣所でamazonミュージックでお気に入りの音楽を探してBluetoothで、お風呂場の中のスピーカーで再生、で、たまたま流れてきた展覧会の絵のプロムナード。。
あれ??
違う!!!
これ!ラヴェルじゃない!!
すぐに飛び出てスマホをみると、レナード・スラットキン指揮で15人の編曲者によるものみたい。
これは面白い!
解釈は同じなんだけど管弦楽法も違うし楽器のアプローチも違います。
絵を見たときのインスピレーションは人それぞれが違うように編曲で音楽を紡ぎだす手法も異なるのは当然。いおんなお噺を聞いているかのような音楽です。
ラヴェル版を聞きなれている私にとっては、なんと斬新で、曲にメリハリのある解釈で当分はまりそうです。
さてさて、余談ですがもっと違った趣きを楽しみたい方はE&LPの展覧会の絵!
これは楽しい!!
参考までに映像はこれ!