ショスタコーヴィチ / 交響曲全集 バルシャイ&ケルン放送交響楽団 を入手。
さっそく会社の往復に鑑賞。
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 (Shostakovish: Symphonies)
ロシア革命ってどんなだったんだろう。
今の日本で似ている出来事って?
具体的なイメージがわからないけれど、第11交響曲「1905年」を聞いてみると、その音楽的な描写からその悲惨さを感じる事ができます。
立ち上がる民衆、迫る軍靴の音、そして殺戮・・あ。。。これは発砲した描写?・・人々の叫びや嘆きがひしひしと感じられました。
第7交響曲 「レニングラード」の有名な「宮沢りえとシュワちゃん」のちちんぷいぷい。。
これも軍隊が徐々に迫ってきてあの剽軽さを感じさせるモチーフが徐々に恐ろしげな雰囲気となり最高潮を迎え・・崩れ落ちてゆく。。
第4交響曲のオープニングのなんとも暗い世相を感じさせる音使いなのか。。半世紀も演奏されなかったその理由が感じさせられるようでした。
第12交響曲「1917年」 においては、おもいっきりロシア革命がテーマ。
1楽章の5/4と4/4の変拍子から始まるモチーフがこれから始まる恐怖的な運命を感じさせます。
そして壮大な4楽章!新しい時代の幕開けにふさわしく盛大で壮大に終わります。
第15交響曲ではいろんなクラシックのフレーズが顔をだし、とくに1楽章のウイリアムテル序曲スイス軍の行進のあたりはおもわず「クスッ」としちゃいました。そうそう、これは第4交響曲の3楽章にはカルメンの闘牛士の歌が出てきてました(笑)
第5交響曲は下記を参照してくださいませ。
http://sweet-mikan.blogspot.jp/2016/05/2016-55-5.html
ショスタコービッチってすごい作曲家さんですねー!