ある事情から長い間、講談会を絶っていましたが気分転換に復活!
あぁぁ動楽亭!久しぶりぃ。
ということで、やってきたのは【旭堂南左衛門様一門 力試し講談会】の最終日となります旭堂南鷹さんの会。
さすが平日の夜だけにお客様は20人超えくらいだったけれど、会場の熱気は大したものです!
旭堂 南鷹さん 「バロン西・硫黄島に散ったメダリスト」
君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで♪の独唱から始まる講談。
いきなり意表を突く演出だけどこれが大きな伏線!
ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技の金メダリスト「西竹一」士の熾烈な障害を愛馬ウラヌスとともに活き活きと、そして熾烈に描いたこの講談でおもいっきり泣かされました。
旭堂 南左衛門さん 「義士の早駕籠」
時は元禄14年、浅野内匠頭長矩が江戸城松之大廊下において吉良上野介に斬りかかった事に端を発する忠臣蔵。主君が刃傷事件を起こしたことを一刻も早く伝えなければと早水藤左衛門と萱野三平が早駕籠で赤穂に向かうも街道には関所があり閉門時刻がすぎると翌朝までだれも通すことができない。。
さてどうなったか。。。
旭堂 南鷹さん 「太閤記・明智光秀の眉間割り」
主君信長と明智光秀の関係は色々と取りだたされているものの、家康の接待役としての対応にご不満があったのか。。長い物語の序章部分です。
「五代友厚一代記」…旭堂 南鷹
大阪経済の基盤を整備した五代友厚の生涯を語る講談です。
幼少の時の五代才助が竜馬と出会い、薩長同盟を結び、またイギリス留学を経て日本の発展に寄与する物語の一部。
※2年前に参拝させていただきました阿倍野斎場に眠る五代友厚さんのお墓。。
合掌。
講談って張扇で釈台をパンパンって叩くと、私の頭の中の風景もパンッて切り替わります。そして目の前に水戸黄門さんや赤穂義士さんや五代友厚さんがイキイキとそのセリフを語っているの。
泣いて笑ってドキドキしてハラハラして。子供のころに母親が読み聞かせてくれた絵本のようにシーンが再現される・・そんな芸能なんですよね。
もっとたくさんの方々に広まりますように。