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2021/08/08

我が家の恒例行事がおわりました。

 私が覚えている法事の記憶といえば小学生で低学年頃から。これは我が家の夏の風物詩のようなもので、お盆になると我が家に来て読経をしてくださる尼僧様は、私の祖母が先代の尼僧さんと懇意であったことからこの縁だけはずっと続いています。

当時の本家はお仏壇が無かったことから質素な法要でしたが、祖母が他界したことをきっかけに母がお仏壇を購入したことをきっかけに毎年8月1週目の日曜日に法要をすることが定例となりました。

この用意が結構大変ですが楽しみでもあります。故人の好物だったモノを買い揃えると同時にお仏壇用に生餅や仏花をお供えし、煮物汁物等のお膳とご飯に、乾物七品・お野菜七品・果物七品をそろえます。最近ではある程度パック詰めされたのもあるようですが我が家ではなぜか禁止して順に母と私がいろんなお店に買いまわって買いそろえていました。

そんな、準備が必要な法要ですが数年前に母が体調を崩すと同時に高齢であることから特養へ入所。

さぁ、法要はどうするの?お仏壇はどうするの?

昨年に続きコロナ禍の中でも無事今年も法事が終わり、あとは15日に施餓鬼法要へ参加して塔婆を納めに行くだけとなりました。

色んな宗派がありますが我が家は曹洞宗(本家は浄土宗ですが)なので、子供のころから修証義の聞き覚えのあるフレーズがとても心地よいことから、数年前に曹洞宗の経典を購入しあらためて眺める事しばしば。般若心経や舎利礼文等も、なんといい加減な覚え方をしていたのか恥ずかしいくらいでした。とても説得力のあるお経なので機会がありましたらぜひご覧くださいね。

また、来年の8月第一日曜日に法事が出来ることを心から願っています。