初日に鑑賞。 和泉市久保惣記念美術館は私のお気に入りの美術館です。
今日は台風一過の超暑い日でした。
特に感銘を受けたのは「天正遣欧使節肖像画」「踏絵聖母子像」「うんすんかるた」をはじめ葛飾北斎の「富岳三十六景」の数々。また扇型のドガの踊り子・・「ちりめん本」・・。
もちろん丸山応挙の「老松鸚哥図」に伊藤若冲の「老松鸚鵡図」も。日本画ファンなら見逃せません。
いかに日本の絵画・造形美術が海外で刺激を与えたかということ。パリ万博をはじめヨーロッパの方は今までにない色使いや遠近法、作風やテーマ・構成で驚かれた事でしょう。
この作品を10枚のパネルサイズにして「市立伊丹ミュージアム」が所蔵しているようです。
一番はじめの3人は「3世紀:アリストテレス・アルキメデス・タレス」からはじまり、ダビンチやレントゲン、グラハムベル・・など超有名人が親しみやすいタッチで描かれています。
現物は無理でもぜひ大塚美術館あたりで取り上げて欲しいなって思っちゃいました。
※余談ですが、初日に行くべきでは無かったと後悔しています。
様々な方が鑑賞されていましたが、私語が酷い・・あまりの雑音に耐えかねてスタッフの方にお伝えしましたが無理&無駄でした。
賑やかな方がいる場合は、私が時間をずらすことでなんとか鑑賞させていただきましたが、あまりのマナーの悪い方が多く、さらに反響するロビーではもう雑談の嵐。。
集客のある初日にはいくものではありませんね。