この日曜日は法事でした。
実は私の家系は浄土宗ですが色々な流れで曹洞宗の尼僧に来ていただいています。
もう私が物心ついたころからなのですごく長いことです^^
なぜ曹洞宗なのか?はまた別の機会に書くことにしてやっぱり曹洞宗のお経は背筋がシャンとして良いなー的な話でもなく面白い歌があると教えていただいたからです。
その名も<舎利禮文>
一心頂禮 いっしんちょうらい
万徳円満 まんとくえんまん
釈迦如来 しゃーかーにょらい
真身舎利 しんじんしゃーり
本地法身 ほんぢほっしん
法界塔婆 ほっかいとうば
我等禮敬 がーとうらいきょう
為我現身 いーがーげんしん
入我我入 にゅーがーがーにゅう
仏加持故 ぶつがーじーこ、
我証菩提 がーしょうぼーだい
以仏神力 いーぶつじんりき
利益衆生 りーやくしゅーじょう
発菩提心 ほつぼーだいしん
修菩薩行 しゅーぼーさつぎょう
同入円寂 どうにゅうえんじゃく
平等大智 びょうどうだいち
今将頂禮 こんしょうちょうらい
WIKIによりますと舎利礼文(しゃりらいもん)は大乗仏教の経典の1つ。僅か72字の本文に大乗仏教の主旨が説かれているとされ、釈迦の遺骨(仏舎利)を礼拝する内容から始まる。一部の宗派を除き一般に葬儀・枕経・回向用の読誦経典の1つとして用いられているが、特に、曹洞宗では開祖(高祖)道元の火葬の際に読誦されたことから重要視されている。作者は不明であるが不空金剛が伝えたとも、釈道安が作ったともいわれている。
またその意味は<遺骨の礼拝を通して釈迦の本質や法、世界全体を礼拝し、如来と一体となって悟りを得、神仏の力によって人々を救済し、悟ろうとする心で菩薩行を修めれば、涅槃にいたり大智が完成される。>との事。
それぞれの時代を調節し語り継がれたお経。現代ではこんな方法もありなんだろーなっておもいます。