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2009/04/26

◇2009/4/26 第48回「めふ乃寄席」

第48回「めふ乃寄席」昼席に行ってきました。
■笑福亭喬介 「みかん屋」
2/22の田辺寄席ではじめて高座を楽しませていただきましたので今回で2回目です。この〔みかん屋〕というネタは初めて聞くネタ。喬介さんの醸し出す独特の雰囲気がうまく会場を包んでいました。
2005年に入門されたということで思いっきり初々しくそれでいて「がんばってねー」って気持ちにさせてしまうお得な
喬介さんです♪
■林家竹丸  「延陽伯」
前回の竹丸さんの「花筏」の完成度もさることながら今回の延陽伯もだいぶ練りこまれたそんな気がしました。
急な縁談が決まってわくわくする主人公の気持ちと動作がチグハグないわば笑いの前哨戦にあたる個所は「ぽ~りぽりのバ~リバリ!チンチロリンのが~さがさ!」が大爆発していました。


お風呂での下りは比較的おとなしく(あ・・枝雀さんのがはちゃめちゃなだけなのかもしれません)、
それでも壽限無にも似た下記の長いセリフは楽しめました♪
わらわ父は元京都の産にして、姓は安藤、名は慶三。
あだ名を五光と申せしが、我が母、三十三歳の折、ある夜丹頂を夢見、わらわを孕みしが故に、たらちねの体内をいでし頃は「鶴女、鶴女」と申せしがこれは幼名。成長ののちこれを改め「延陽伯」と申すなり。
■林家染左  「壷算」
いやぁ~♪お見事でした^^
見せ場の番頭との2回目、3回目の掛け合いはまるで目の前でホントに行われているようでした。

■桂阿か枝  「ねずみ」

前回のめふ乃寄席で演じられた「しびんの花活」ではなんとなく世界に入っていくことができなくて頭に?が浮かび上がったこともあり実は今日のトリの「ねずみ」も内心不安でした。
はじめて聞くネタのせいもあったのですがなんとも良いお話です。

この「ねずみ」を調べてみますと2代目広沢菊春さん(1884- 1948)の得意ネタだったそうで、この方は浪曲と落語をミックスしたお話をされていたそうです。

なかなか奥深いお話で前日聞いた「竹の水仙」と同様の左甚五郎氏にまつわる人情モノ。
資料では仙台宿場町のお話のようなのですが昨日は岡山が舞台になっていました。
うに・・? それにしても流暢な岡山弁ですねー^^

見事にトリを務められた桂阿か枝さん♪
お疲れ様でした♪すごく楽しませていただきました^^