久しぶりの泰聖寺講談会です。
その前に旭堂南左衛門さんと一緒に四天王寺さんにある中川万次郎さんのお墓にお参りにいってまいりました。
早く大石順教尼さんの生涯が講談になることを願っています。
で、またまた嬉しいお知らせが!
泰聖寺のご住職さんがご結婚されることに!
で、お相手の方は前からお世話になっているステキなお嬢さん(^-^)
ホントにおめでとうございます♪
前講:黄昏亭さくら/桃太郎伝説
さくらさんの地元の田原本に伝わるお話を元に講談にされたとのこと。 吉備津彦御子と、犬飼部、鳥飼部、猿飼部の活躍で温羅を首領とする鬼を退治するストーリー。 私の大好きな時代空想小説の「宇宙御子」、落語ネタの「桃太郎」にもなるくらいのポピュラーなテーマが田原本にも存在していたとはびっくりです。 岡山の伝承民話だけではなかったのですね!また私の興味が膨らんで行きそうです。
旭堂南斗/ 源義経と那須与一
だいぶこなれた感のある講談。
旭堂南舟/荒川熊蔵の大力
初めてのお話で難波戦記から大坂冬の陣の後に方々に山積している武具の中にとてつもなく重くて大きい楯が。。
旭堂南湖/井上馨の袖付け橋の危難
今日のお目当てのお話。
一坂先生と旭堂南左衛門さんの対談の際に話されていた時に初めて知った伊藤痴遊さんの「井上馨」の部を入手してからずっと聞きたいと願っていました!
毛利家と徳川家の確執の由来から、維新のあらかたの流れ、そして俗論派と正義派の対立を説明してから袖付橋の由来を語られました。
そしてスリリングに遭難…所郁太郎ん…兄…母のエピソードへ。 時代は明治となり後日談へ。 話に下地のある私に取ってすごく興味深い講談でした。
旭堂南左衛門/荻生徂徠の人情豆腐
忠臣蔵で思い出される松本幸四郎先生の舞台へ参加された時のエピソードをまくらに様々な出来事を語ってくださいました。
講談ってドキドキしたり笑ったり泣いたり・・・張扇一つでいろんな世界に移動できる素晴らしい芸能ですねー。