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2015/08/15

2015 8/13-15 山口県室津 帰省

この帰省ラッシュの真っただ中!帰省してまいりました。

このお盆の一番混雑する期間の最大のネックは中国道宝塚TN付近。
ここをいかに早く通過するかにかかっています。

そのため、朝4時起床し5時に自宅出発!
おかげでほんの数キロ程度だけで余裕で通過です。
おそらく寄り道しなければ早すぎる到着になるためにSAで仮眠しながらも余裕で15時には到着しました。

最寄りの玖珂ICから室津までおよそ1時間。
皇座山の山越えルートです。

3年ぶりなので多少風景が変わっていましたがまぶしい日差しに海の青と田んぼの緑が映えた素晴らし景観です。ちょうど室津には、祝島行きのボートが停泊していました。




で、到着してびっくり!話には聞いていたのですが家の前の道路を挟んだ反対側には
立派な「道の駅」「ホール」が出来ていました。


引用 山口新聞 
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0107/10p.html

総合文化センターは鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積約2451平方メートル。
1階が約1595平方メートルで公民館事務所、研修室3室(各30人程度収容)、調理室、講座室、視聴覚室を備える。
 2階は約856平方メートルで図書館と同町出身の画家、故川口健治さんの展示スペース。図書館の蔵書は開館時約1万冊で、将来は約2万冊に増やす計画。郷土史学習館にある朝鮮通信使関係書など郷土史資料も備える。町は川口さんから寄贈された絵画約700点を所蔵。展示スペースでは常時、50点程度を順次公開する。

総工費は約10億540万円で、そのうち原発立地特別交付金から約9億1400万円を活用する。

同町が受け入れた原発立地特別交付金は25億円。これまでに同特別交付金を活用して2011年12月に上関海峡温泉「鳩子の湯」(総事業費約9億5千万円、うち同特別交付金約8億4千万円活用)、昨年11月に道の駅「上関海峡」(同3億2千万円、うち同特別交付金約2億500万円活用)を整備した。
   同センターは東日本大震災による福島第1原発事故発生で原発交付金が見込めなくなったため、当初の計画を縮小して建設した。同特別交付金で建設した3大型施設を維持、管理するため、同町は同特別交付金の残りで基金(維持関係4億5千万円、補修関係9千万円)を積み立てている。
  柏原重海町長は「総合文化センターは地域コミュニティー拠点として多くの方々に利用してほしい。当初、川口先生の絵画を展示する美術館をほかに計画していたが、計画を変更して展示スペースを確保した。ほかの2施設と合わせて地域振興のシンボル施設にしたい」と話している。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0107/10p.html


なぜ引用したか・・・。


それは数年前に和歌山県九度山町にできた道の駅へ行った時に感じた事とあまりに
違いすぎたからです。

和歌山県九度山町は山間部の高野山の麓の町。そんなところに道の駅を造るうえで
非常に大事にされたコンセプトは『買い物難民を救う』だったと記憶しています。
新鮮な魚もお野菜もお肉も大切だし地産地消を推奨する考え方も重要だけど
町をささえてくれている住民が普段の買い物に困っている現実があります。

洗剤は?トイレットペーパーは?頭痛薬は?

高齢化が進んでいる上関で購入するには車で1時間かけて柳井駅までいかなければ
なりません。
同じようにこまっていた九度山町の道の駅には日用品雑貨があります。

中電による原発建設の問題は数十年前から続いており、おそらくまだまだ続くのでしょう。
地震や津波・・・もし・・・なにかあったら。何かあってからでは遅いのです。

鳩子の湯も文化センターも道の駅も原発誘致のおかげで建設されてしまっているだけに
今後の成り行きがとても心配です。


さて、夕食までに「鳩子の湯」で旅の疲れを癒します。
眼下には上関海峡と上関大橋が見える露天風呂は最高!
お盆の帰省ラッシュなだけに大変にぎわっていました。





翌日は平生にある【阿多田交流館】へ。

この平生には人間魚雷として開発された回天基地があり厳しい訓練を経て、沢山の若者が戦地に赴いています。
基地建設はは昭和19年の春ですからすでに敗戦が濃厚となる中で旧海軍の潜水学校を開校しました。その翌年の早春特殊潜航艇「蛟龍(コウリュウ)」 ・「海龍」、人間魚雷「回天」の基地が造 られました。

【阿多田交流館】
http://www.hirao-kankou.net/atadakoryukan.html





戦後70年の節目の年であり、ちょうど安保法制で世論が騒がれている昨今、私の中でもとても複雑なおもいで胸が痛くなりました。

教育という名の洗脳教育はとても恐ろしくてたまらない。愛国心ってなんだろう。

若人が海神に召されて行くその気持ちはどんなだったのでしょう。

議論も十分でなく、国民へのアナウンスも中途半端な状態で強行採決におもえるように
なし崩し的に可決された安保法制。
日本はどこへ向かっているのでしょう。


あっという間の帰省。二泊三日はあっという間でした。
帰りの中国道はいたるところで事故!そして宝塚付近の渋滞20Km。まだましだったらしく
18時には帰宅できました。

3日間で1,000Km。よく走りました!