私にとって、とても大切な場所があります。それはこのBLOGでもたびたび登場する浄瑠璃寺さん。昨年3月に大好きな母が入寂。早いもので1年3ヶ月が経ちました。
私の環境の変化から母の眠る一心寺さんにはこの1ヶ月は皆勤賞になりそうなくらいな勢いで毎朝お参りに行っています。もちろん今朝も行ってきました。
そして午後からは浄瑠璃寺さんへ行ってまいりました。
初めて母に連れられて参拝したのは小学生低学年のころ、以降、何かあれば御本堂の厨子におられる吉祥天如さんにご報告にいくのが習わしです。ただし厨子が開くのは年に3回のみ。残念ながら今日は御開帳のタイミングではありませんでしたので、御本堂の大日如来さんと厨子の前でながらく正座し目を閉じてご報告と相談をさせていただきました。
「あんたの好きなようにしたらええ」「そのかわりにがんばりや」そんな声が聞こえた気がしました。
涙と鼻水が止まりません。。それでもやっぱり来てよかった。
御本堂の出口の手前にあるお不動さんと両脇に控える制多迦童子さんと矜羯羅童子さんにも私の背中を押してくださっているそんな気持ちになりました。
季節柄、参道は紫陽花が満開でしたが、やっぱ浄瑠璃寺は馬酔木。イキイキとした新芽が育っていました。秋にいくと、何とも言えない酸味のある香りがあたりを包み込みます。次はそのころ・・秋のお彼岸の頃に行きたいものです。