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2025/08/15

大阪護国神社 みたま祭

 大阪護国神社 みたま祭へ参加してまいりました。
朝早くから多くの参拝者が来られ開催前の正午になると境内にはあふれんばかりの参拝者さんが来られていました。

本殿左右の日の丸と旭日旗の美しくたなびく中で、黙祷、そして国家斉唱のあといくつかの神事、そして80年前の正午に天皇陛下が語られた「終戦の詔書」いわゆる玉音放送の原稿が朗読されると、私の胸の中の熱い気持ちが涙とともに込み上げてきました。







昭和天皇御製   (昭和六十一年八月十五日)

この年の この日にもまた 靖國の みやしろのことに うれひはふかし


つゝましく
陸軍憲兵軍曹 黒澤次男命
昭和二十一年八月十二日 上海にて殉難死 栃木県出身 三十四歲

野道の路傍に人に踏まれ、人にも見られず咲いてゐる花、それは人目を 惹く程美しくはない。そしてあでやかでもない。名なぞももつてゐない野 花、つゝましく咲いては散り、散っては咲く野花、香りなぞも人の注意を 喚起させる程の事はない野花、独り咲いては独り散る野花、なんといぢら しい可愛いつゝましい花であらう。
私はこんな花に云ひ知れぬ心の惹きつけられるのを覚える。
名もない戦場で誰にも知られず、天皇陛下万歳を絶唱して死んで行った戦友の事を思ひ出す。報道や宣伝に 浮び上った英雄ではない、一無名のインテリ兵士の友を思ふ時、私はこの 名もない路傍の野草を思ひ出す。
これでよいのだ。これが最高の美と云はなくて、なにを美と云ふべきか。
匂ひなき清香をかぐ思ひがする。
このつゝましきものに無限の涙をそゝぐと共に、無限の尊い慟哭を覚えずには居られない。

大阪護國神社社務所 令和七年八月社頭揭示




境内で、開催を待っていると「アイデンティティ」なる新聞を頂戴しました。この紙面の綱領としては下記の通り。
私たちは「天皇陛下を中心とした日本の歴史・文化」が、私たち日本民族のアイデンティティの根幹であると考えます。私たちは「天皇国日本」に込められた、民族の使命、理想、世界観、国家感、宗教観を多くの国民に啓蒙し、失われた民族の誇りを回復して、美しく、偉大で。明るい祖国に現成を目指します。

南北朝の後醍醐天皇に忠義を尽くした楠木正成の「流れ菊水」や「七生滅國」、「君臣湊川」が幕末期に使われ、そして第二次世界大戦にも使われる・・日本のクーデターやテロは数多く行われており、乙巳の変、桜田門外の変、本能寺の変など数多く、また2.26事件5.15事件も含まれます。自分の信じた道を進むために阻害する人物を殺めることは許されるものではなく、解決の手段を暴力に委ねることは許されるものではありませんが、なによりも怖いのは、時代に流され、考えを持っていないこと。これが一番恐ろしい。
どんなきっかけでも構わないので、今の日本のあり方を自分なりに描くこと・・これが重要だといおもっています。
今日の、この法要に参加されている方々の多くは40歳以上の方々が多いように感じました。本当は20代の方々にぜひ護国神社へ参拝に来ていただき、鳥居の左右に配置されている多くの慰霊碑に手を合わせてほしいものです。なんとなくきな臭いいまの日本が有事に巻き込まれることは十分あり得る事です。隣国、周辺国が友好国だとは限らない日がやってくるかもしれないその日の為に、自分の意識を再認識してほしいと願っています。