前回の田辺寄席にトリでご出演されていました桂枝女太さんのサイトを拝見してこの会があることを知りました。
大舞台にかける前のネタや長い間演じていなかったネタなどのためにこの地域寄席を開催して演じてみる。そういった主旨でしかもコーヒーとサンドイッチ付きのめずらしい会でした。
※でも田辺寄席じゃ、お雑煮やらぜんざいやら。。お茶やお菓子も出ていますので
珍しくないのかもしれませんww
旭堂南舟 「木津の勘助」
桂枝女太 「転失気」
旭堂南左衛門 「天野屋利兵衛」
笑福亭仁嬌 「住吉駕籠」
大阪の歴史フェチでもあります私は大国神社の<木津の勘助さん>について
色々と調べた事があり、もちろん講談や落語で演じられていることも知っていましたが
ナマの勘助さんのお話は初めて♪
もちろんこの会を知った動機は、前回田辺寄せで楽しませていただいた桂枝女太さんの
「植木屋娘」に惚れたとでもいうかフラフラとBLOGを見たわけですが
目に飛び込んできたのは実はこの「勘助さん」でもあります。
さっそく電話をさせていただきチケット予約。
で・・場所は?
住所を聴きましたがまた私のおっちょこちょいが出現して
番地を間違って聴いたために一騒動!
なんとか早めに会場にいくと・・・
あれ??
見た事がある方が?・・・・・・
あ~!!!南左衛門さんだ!
と、この時点でやっと南左衛門産に気付く!
昨年、南左衛門さんの「幸助餅」を楽しませていただいたときに
胸をジーンと熱くしてウルウルしていたのが瞬間に甦りましたww
さて定刻になり旭堂南舟さん。
え?って感じの華奢な方。
侠客気質の勘助さんと豪商淀屋さんの雰囲気に重なりませんでしたが
それでも初勘助さん♪たのしませていただきました^^
桂枝女太さんの「転失気」。充分こなれてるしすごくスムーズだし・・。
この会の趣旨で言う<おろしたてのネタ>なのか<ひさしぶりのネタ>なのか
いずれにしてもすっと「転失気」の世界へ入る事ができました。
旭堂南左衛門さんが天野屋利兵衛をされるということで
すこしだけ下知識をいれていまして、あの名セリフ「天野屋利兵衛は男でござる」について
「あ~そーなんだ・・」程度で講談に望みました。
ふしぎなもので南左衛門さんが口を開くとすっと元禄15年の世界へトリップ^^
耳から入った音が次々と目の前でリアルに繰り広げられます。
お取調べのシーンでは利兵衛さんの苦しい心内がズンズン刺さってきてウルウルしていました。
すごいです。。恐るべしです。。講談。。。
そういえば3/7に拝聴した旭堂南海さんの「太閤記・尼崎の一騎がけ」
旭堂南青さん「本能寺の変」でも手に汗を握ったくらいで
やっぱわたしは脳内の想像力が逞しいのかもしれません(笑)
笑福亭仁嬌 「住吉駕籠」は実は昨日桂あさ吉さんのを聞いたばかりでどうしても比較してしまいますし、しかもつい先日も住吉さんへ行く道中にDVDで「住吉駕籠」をみたばかり。灯篭や狛犬さんや五大力さんなどを色々とめぐりながら「住吉駕籠」の話しをしていました。
え~??昨日とおんなじ場所で終わっちゃったぁぁ(-_-、)
なかなか最後まで聞くことって出来ないネタなんでしょうね。
次回もぜったいに参加したいとおもいます。
ご出演の皆様&関係各位の皆様、ほんとうにありがとうございました。
ぜひ詳細きまりましたら教えてくださいね^^