第500回 田辺寄席に行ってまいりました。
田辺寄席は35年の歴史のある地域寄席で今回は500回目の記念公演ということでした
○二人癖 桂 三四郎
ご本人曰く、数年前まではロンゲだったそうで噺家一髪が長かったそう。
ソフトモヒカン風ツンツン寝癖ヘアでいまどきのお兄さんっぽい感じが印象的でした。
○動物園 桂 三風
いやぁ・・やられました。色々な噺家さんが演じられる動物園。
今までの動物園の中でも今回のは独自性があってすごく楽しかったです。
話しのツカミは「あれ?この話し初めて?」って思わせるくらい今までの動物園の違う角度で入ってきたのでおもわず引き込まれ、そのままサゲまで一直線。まさか「ブラックエンペラー」だとはww
○熊野詣 桂 文太
まさに情景が目に浮かぶとはこのことでしょうか。
熊野の森の険しい情景や空から眺めた景色、田辺の町の賑やかさでの会話が浮かんできました。
○大喜利・文福一座ーー(文福、ぽんぽ娘、まめだ、文鹿、坊枝)
なんとハイテンションな坊枝さん。またその上を行く文福さん。
ニヒルな文鹿さん。いじられキャラなまめださん。独自視点なぽんぽ娘さん。とっても楽しい一門ですね。
きっと宴会の席ってすごく音圧が高いのでしょうねー。
○曲独楽 桂 米八
ほえぇ~。すごぃです。その昔テレビで見たことはありましたが目の前で実物をみさせていただいたのはほんと初めて!
いまでも・・なんか仕掛けがあるんちゃうん?とおもうくらい。すっごぃ練習をされたのでしょうね。
ほんと感動でした。
○誕生日 桂 三枝
上方落語協会会長の登場です。
昨年の彦八まつりの際にもお会いできましたので今回2回目。でナマ落語は初めてです。
マクラを話されているときに「なにを話そうかな?」「どうしたらみんなが楽しめるかな?」みたいな表情が一瞬垣間見ることができてやっぱ三枝さんって頭がいいんだなーって妙なところで感心いたしました。
さて全ての公演が終わるといよいよ鏡開きです。
たる酒が運び込まれ楽しい歓談の場がはじまりました。
わたしは465回から参加させていただきましたのでやっと1年。
35年の長きにわたり開催、運営、企画をされてきましたスタッフの皆様、関係各所のみなさま。ほんとうにありがとうございます。心からお喜び申し上げます。