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2011/07/06

2011 7/6 九度山講談会~日の本一の兵・真田幸村~ 第6回真田寄席 上方講談

和歌山県九度山町は歴史好きの聖地。
知将として名高い真田昌幸と、その息子の真田幸村は日本一の武士(もののふ)、
そしてその息子の真田大助が10年以上にわたりこの九度山に蟄居させられていた場所。
そして、再び打倒徳川を目指して、豊臣方に組し大坂の陣へと旅立っていったところ。

そんな九度山を初めて訪れたのは2006年の12月初旬。
素朴で観光地化されておらず、その風情がなんとも素晴らしく大変癒されて帰ってきました。元々の歴史好きということで、それから毎年確実に5月の真田祭とと11月の大収穫祭の年2回は必ず心を癒しに出かけるようにしています。

そしてこの数年前より非常に懇意にしてくださる旭堂南左衛門様との繋がりから大変興味を持ち出した講談。この中にももちろん真田幸村が大活躍する大坂冬の陣のお話【難波戦記】があります。はたして、九度山の方々は【難波戦記】を聞かれた事があるのかしら?そんな疑問を持ち出したらもう私の興味は止まりません。

2011年の真田祭で難波戦記を中心にした講談会を実施しませんか?と関係各所にお話させていただきましたところ、時期的な遅さと、東日本大震災のために中止となってしまいました。それならと、九度山町役場のご担当者様を始め、九度山住民クラブの皆様のお計らいで、今回のこの講談会が開催される運びとなりました。

さて、講談は初めてという方は結構おられるとおもいます。おそらく若者は壊滅的でしょう。
講談は落語とどうちがうの?・・・私もはじめは同じ疑問を持ちました。
講談も落語も楽しみ方は同じです。おそらく落語を聞いたlことがある方でしたらお分かりいただけますが、演者さんが高座でおしゃべりしている声や所作を通じて私達は自分の脳内にその風景を描くことで、あたかも自分がその場を見ているような気分となり、演者さんの言葉や所作で泣き、笑いをするわけです。

落語を聴いた事がない方でも子供の頃に絵本を読み聞かされた事があるとおもいます。
膝の上に座り「むかし、むかし・・あるところにお爺さんとお婆さんがいました。」
きっとそのとき、私達は話し手の言葉にドキドキ、ワクワクしたことでしょう。

講談はそんな読み聞かせの芸だとおもいます。
演者さんの情感たっぷりに話す言葉を素直に受け入れてみると、真田幸村を初め、徳川家康や霧隠才蔵などがイキイキと自分の頭の中で動き出すことでしょう。

現在、七井コム斎と改名された旭堂南半球さん(1976年生)がこの5月初旬にユーストリームで印象的な事を言われていました。なぜ、改名されたのか・・の理由の件の中の言葉で、《講談は血湧き肉踊り、楽しいそしてほろっと・・、とにかくおもしろい、とにかく楽しい、とにかくワクワクするというのが僕の目指す講談》。
七井コム斎さんは、幅広い世代に圧倒的な支持をされているガンダムをエッセンスとした講談活動をされているそうで、間違いなく講談のファンを広めるに充分な活躍をされておられると思っています。

この九度山での講談会は上方講談の重鎮、旭堂南左衛門さんと、お弟子さんの旭堂南舟さん、旭堂南斗さんのご出演となります。脈々と受け継がれてきた真田幸村公のその時代を超えた大活躍を、真田幸村公のゆかりの地の九度山で!
ぜひ聞きにきませんか?


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九度山講談会~日の本一の兵・真田幸村~
第6回真田寄席 上方講談

平成23年9月16日(金) 19:00開演

九度山町ふるさとセンター 5階
まちおこし基金一口¥1,000で入場券1枚をお渡し。(当日券有り)
企画:九度山町住民クラブ

1)「真田大助駿府の使者(難波戦記)」旭堂南斗
2)「大助の初陣(難波戦記)」旭堂南舟
3)「徂徠豆腐(赤穂義士伝)」旭堂南左衛門
<中入>
4)「九度山の真田幸村(難波戦記)」旭堂南左衛門


《お問合せ》
真田いこい茶屋 TEL 090-5906-7689
(営業:10:00~16:00 ※木曜日はお休み)
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