TBS日曜劇場「仰げば尊し」。
http://www.tbs.co.jp/aogeba-toutoshi/
一つの目標に向かってみんなで進んで行くもいろんな障害が行く手を阻む。それでも
友情や努力で乗り越えて行く。。そんなよくあるドラマだけれど見逃せないのです。
私のBLOGの読者さんでまさか吹奏楽関係の方はいないと思うから書いちゃうけど、
ドラマでよく使われているセリフ「心が音楽を作る」っていうのは間違いじゃないんですよね。
ホントふしぎなんだけどお互いが思いやりの心をもつと、ピッチも合うしブレスの位置があうと
細かなパッセージもピッタリあってきます。
木管楽器なら運指が揃い、金管楽器なら音終いが揃ってきます。
吹き始めが揃うのは当然、難しいのは音の終わりを合わせること。
これは友情という名の以心伝心力がないと無理。。
そして初心者にありがちな「私の音を聞いて!」じゃなくってまずは同じセクションの音を聴いて、そして全体の音を聴くように心がけると不思議なようにダイナミクスの調整が身についてきます。
一人一人がほんの少しのクレッシェンドをするとバランスの良い響きのままで抑揚がコントロールできます。
吹奏楽の楽しさって不思議。
緻密な織物のような音を紡ぎあう喜び、みんなの心が一つになってそれが観客の拍手ですべてが
報われる事が喜びになるのでしょうね。
パートごとにいがみ合っていたり、妙に気の合う方がいたり。
良くない先輩がいたり。。
懐かしい・・吹奏楽に熱中していた頃をふと思い出しました。