9時30分に到着するとすでに駐車場待ちの車がいっぱい。なんとか地下駐車場へ停めることができましたがあと空きは僅か。急いで1階のチケット売り場へ急ぐとすでに200名以上の長蛇の列。55分からのチケット販売開始ということでようやく買え、会場へ。音声ガイドのレンタル場へ急ぐとそこでもすでに100名以上の列。
ところがこの展示会場は順不同なので最後のブースへ行くと見事にガラガラ!
ゆっくっりとポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》を鑑賞することができました。
他にもジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《オデュッセウスに杯を差し出すキルケー》のワインを飲んじゃうと・・・!やハーバート・ジェイムズ・ドレイパー 《オデュッセウスとセイレーン》ではたしかギリシャ神話であったお話で耳栓をして歌声を聞くと・・・。
またジャック=エドゥアール・ジャビオ 《メデューズ号の筏(テオドール・ジェリコー作品の模写)》やフレデリック=アンリ・ショパン 《ポンペイ最後の日》は沢山の方々が遭難したパニックの様子が書かれていて
ヨハン・ハインリヒ・フュースリの「ナイトメア」はなんとも。。
ウィリアム・ホガース「ジン横丁」と「ビール横丁」ではなんと皮肉たっぷりな様子が見て取れました。
キリスト教を背景とした戒律や清教徒革命、古代ヨーロッパの状況などが理解できているともっと深読みできるのでしょうね。
さてランチは近くにあったJAICA関西のレストランでいただきました。
週替わりでいろんな国のお料理を出してくださるようで、今週はシリア料理。
初体験!
バーミヤビルラッハマ(マトンとオクラをにんにくで炒め、トマトやコリアンダーなど数種のスパイスで煮込み)は美味!オクラの青臭さもなくマトンの角切りも柔らかく美味しくいただけました。
ババガヌージュ(焼いて皮をむいた茄子に、胡麻、クミン、レモン汁、オリーブオイルを加えてペースト状にしたもの。クラッカーにつけながら召し上がってください。)は
いままで口にしたことのない風味。たぶんクミンの風味がいつまでも胃の中に残っている感じ。
キャロットスープ(玉ねぎ、人参をチキンスープで煮込みました。カルダモンで風味をつけています。)は温かいロトロトスープ。
バルーザ(牛乳とオレンジの二層の爽やかなゼリー)は妙に乳臭いけれど冷たくて美味しかった。
ということで、はじめていただいたシリア料理。不思議と腹持ちが良くっていつまでも満腹感が持続していました。
なぎさ公園を少し散歩して帰路につきました。