今から数十年前にはじめて参拝した浄瑠璃寺、いままで何度行ったことでしょう。
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数年ぶりに当尾に行くと、ニュータウン化が進んでいて驚きました、また新しい道路もできており便利になりました。
さて、山門近くの有料駐車場に車をとめて山門へ。いつも昼食をいただくお店が・・・あれ?閉まってる?
いつも、やなぎ屋さんっていう食堂でとろろ蕎麦を食べたり甘酒を飲んだり・・。
その相手は家族だったり大切な人だったり親友だったり。かならずこのお店でいただいていたのに。
向かいのお店で聴いてみると、お店をされていた老夫婦さんはすでにお亡くなりになられていてお店はあけられていないとの事。
残念でたまりません。
やなぎ屋さんをすぎると馬酔木の甘酸っぱい香りの参道です。また蝋梅も満開でした!
はい。かわいい山門です。この山門をくぐると撮影禁止!
本堂手前の受付で入山料と御朱印帳をお渡しし記載していただきました。
薄暗い本堂の中にはピンっと張り詰めた空気の中に、1000年以上前から私たちを見つめてくださっている阿弥陀如来さんや表情豊かな四天王立像、そして不動明王と矜羯羅童子と制多迦童子。
正座してそっと手を合わせるとなぜだか涙が止まりません。
母の事、家族の事、自分自身の事、まだまだ悩みはつきません。
右へいくの?左にいくの?それともまっすぐなの?
本堂を挟むように、大きな池があります。
本堂側が彼岸、そして撮影している側が此岸を表しています。今日のような春の麗らかな柔らかい日差し。誰もいない境内。
思いにふけるのに最高でした。
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