この回は大変興味深かったです。
https://www.nhk.jp/p/ts/Y5R676NK92/episode/te/2452P715YN/
数学は足し算があるからややこしくしている・・そして初回の放送の「素数」を「遺伝子」と捉えるとたしかに。「自然数1✕自然数2=自然数3」の場合、「自然数1」「自然数2」がもっている「素数情報」は遺伝子のように「自然数3」に受け継がれています。
「10✕9=90」の場合「(2✕5)✕(3✕3)=(2✕3✕3✕5)」で「2.3.5」の遺伝子情報は受け継がれている。ところが「10+9=19」の場合の19は「1✕19」なので遺伝子情報は受け継がれていない。この考え方を植物とその葉っぱで例えるとこでここまではよくわかりました。
ここからだんだんと難しくなる。。。
エステルレ博士1985年のabc予想では、足し算の場合でも親の遺伝子からある程度、子の遺伝子の予想ができるというもので。「2のn乗+3のn乗」は「長さが1の枝」もしくは「5の位置の枝」しか生えないというもの。
これが正しいとするならいままでの数学会で解け得なかった様々な難問の証明がドミノ倒しのように解ける。。あのフェルマーの最終定理はわずか数行で証明された。。
abc予想には「遺伝子を破壊する足し算」と「遺伝子を受け継ぐ掛け算」を分離する力が備わっている。その正しさを証明する画期的な京都大学望月博士の証明「宇宙際タイヒミューラー理論」が物議を醸し出しているとのこと。2つの数学世界での掛け算と足し算の誤差はある不等式の範囲内に納まる??うに??
それでも私の興味はつきません。