新農祭へ行ってまいりました。場所は大阪北浜の手前の道修町(どしょうまち)。
塩野義製薬本社1F展示コーナーの内容が大変秀逸。大変興味深いものでした。
江戸末~明治半ばに配布された「絵びら、引き札」が多数展示、特に当時の風俗が大変よくわかる「麻疹に対する対策」として神仏への祈祷や食い合わせ、治療方法が掛れていたり、明治25年頃発行された「日々の健康や有名商家を切り口とした双六」が興味深く鑑賞させていただきました。
麻疹、コレラ(虎狼痢)は様々な病魔の仕業と捉えられていると同時に、手洗いやうがい、煮沸消毒等の対策も行われていた様子が見てとれました。
この道修町新農祭もコレラ対策として「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきおうえん)」という薬とともに張子の虎を授与した事が始まりだとか。
いずれにしても、毎年恒例の行事。今年も参加することができて本当によかった。
すこし足を延ばして中之島公園を散策。バラ園に行ってまいりましたので写真をUP。