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2009/12/06

◇2009/12/6 猪名川町靜思館寄席

猪名川町靜思館寄席

今回で第五回となるこの寄席はすべて米朝一門が出演されているらしく、今回初めて笑福亭より生寿さんが参加されたそう。

さて、この猪名川町は大阪北摂地域にある大型ベッドタウンに挟まれた自然豊かな地域。ちょうどこの時期は私の大好きな新蕎麦の時期。事前下調べでは新蕎麦祭りがあるとの事で、10時すぎにはこの開場から少し離れた道の駅「いながわ」で雑穀粥の試食や十割新そばに舌鼓を打っていました。

毎月定期的にいただいている手打ち蕎麦のお店でいただくお蕎麦とはまた違った風味と舌触り。色も香りもまったく違ったのでびっくりです。今回のお蕎麦は、やや茶色目の殻付き。そして無骨な感じこそあれど、しっかりしたコシとモソモソっとした十割の歯ごたえが楽しめました。

2時間前には開場へ到着。会場は昭和7年に建造された茅葺総檜造の靜思館。
それは見事な古民家に加えご担当者の皆さんのアットホームな手造り感漂うあたたかいご接待やお心遣いが嬉しい落語会となりました。

笑福亭生寿  犬の目
前回にまして心地好い滑舌。まだ3年目と思えないくらいの器用さがある生寿さん。
総じて、若い演者さんの場合、自分の年齢以上の登場人物の描きかたが不自然になるのはしょうがないが充分なデキだとおもう。
前座っていうのはたしかに難しい。会場の雰囲気をグッと和らげ、雰囲気を作るのが大事な役割とはいえ、なかなか大勢の強張った気持ちをほぐすのは大変な役割で、とくに落語に滅多に触れない方にとっては未知の芸なんだからよけい難しいでしょう。

桂八天 まんじゅう怖い
この話はポピュラーな話だけに、おもうに「寿限無」くらいむつかしいネタなのでしょう。
本町の曲がり云々の怪談部分はあっさりと割愛し、与太話に置き換えたのは大正解。
(個人的には楽しみにしていたのですが)
地元の猪名川町の甘味銘柄があったらさらに爆笑かも。

桂米平 こほめ
米平さんの講座は今回で2回目です。前回はお手本通りにさらわれた感じのある「壷算」。今回は「こほめ」。
いずれも、年間で何度もきく機会のあるお話なだけにあらためて、「あぁ・・とってもきっちりされているなー」って感じる丁寧な落語でした。

伊勢屋の番頭さんのくだりまでは客席が中々渋かったようですが、赤ちゃんの家にいったあたりからやっとほぐれてきた感じ。
落語自体が初めての客層が多いのを見越してか、簡易な落語教室風のやり取りがあったのはおそらく客席のムードを感じ取られたからなのでしょうか?いずれも今日の三席は、いわば軽めの話。意外にお客様の方がもそっと重いのを期待していた感じがあったが、この価格は明らかに安すぎ。倍でもきっと大丈夫だとおもいました。

2009/12/05

◇2009/12/5 愛車のこと

「あれ?車の音・・・なんかおかしいんちゃう?」


久しぶりに私の車の助手席に乗った方が言った。
「え?・・・やっぱり? 一ヶ月ほど前に同じことを私の母が言ったよ。」

ということで半信半疑ディーラーさんとこへ持ち込んでさて・・どうやって説明しようか。。

どんな音ですか?と聞かれても「なんか・・エンジン音にボォォッと低い音が・・」なんて音は言葉で表現できません(^_^;)


メカニックの方が運転して私が助手席へ。


エンジンをかけて5秒。。

駐車場内を出るまでもなく「あぁ・・・これは左後ろのベアリングが傷んでますね」
そのままディーラの周りを1週。

部品があるから半時間程度で修理できるとのこと。早速お願いさせていただきました。

「このまま部品を変えなかったらどうなるんですか?」の問いに「もっと変な音になりますから誰でも異常に気がつきますよ。」とのこと。

そうなのか・・私は1ヶ月以上も気がつかなかったんだww

交換後はもちろん、静かな愛車に戻りました。。
良かったよ^^

2009/12/02

◇2009/12/2 玉手橋

玉手橋は昭和3年(1928年)に石川に設けられたつり橋。

近鉄南大阪線 道明寺を降りて今は無き【玉手山遊園地】へ行く途中、この橋を渡るとき、妙にドキドキしたものでした。

このドキドキは時折、揺れる怖さもありますがそれ以上に今から遊園地で遊ぶ事ができるという期待感だったのかもしれません。


残念ながら玉手山遊園地は平成10年(1998年)に閉園となりましたがいまでもこの橋はずっと石川の流れを見つめています。
登録有形文化財となり、この優美なシルエットは思い出と共にいつまでも残るのでしょう。

2009/11/30

◇2009 11/30 花園余話

ラグビーは冬のスポーツ。万全の体制をして観戦にいきましょうね。
え?その格好は暑いんちゃうん?ってくらいでちょうどいい。。






昨日の第一試合の後半あたりからどんどん気温が下がりだしてきたので
慌てて駐車場へ停めてある車まで座布団と毛布をとりに行きました。
もちろん懐炉に手袋は必須です。車で来ているのでアルコールはご法度。そこで花園名物の「ラグマン」の登場です。まぁ、豚まんのラグビーボール版かな。

ちなみにお昼は「トライカレー」でした^^

2009/11/29

◇2009/11/29 トップリーグ 花園ラグビー場

ラグビーってなんて不思議なスポーツだとおもう。
鍛え上げた肉体と精神力に状況判断力が必要で、しかも紳士のみが出来る球技、それがラグビー。
この夏にみた映画「君はノーサイドの笛をきいたか」の実在の人物のワラビーズに在籍した日本人。
ブロウ・井出さんの映画を見たことで、この不思議なスポーツに魅せられているのかもしれません。





そもそもスポーツには厳格なルールがあって初めて勝敗を競うことができるはずだけれどラグビーに、ルールは存在せず、あるのはLAW(法律)だけ。だから解釈はレフリーがその時点での状況判断でおこなうそう。
スポーツには厳格なルールがあると思っていた私にはなじみの無いルールのアドバンテージ(一方が反則したことで、もう片方のチームが利益を得た場合はゲームを中断しないでそのままゲームを続ける)やずるいプレーのラインアウトの時に真ん中にボールを入れなかった場合など非常に不思議に感じました。

でもラグビーのおいたちを考えるとすべて納得。
野球のように延長戦も無ければ、相手の弱点を狙うバントやスクイズなどは存在しない。
エキサイトし、たとえラフプレーがあったとしても、試合終了のホイッスルが鳴ったあとは、敵と味方ではなく、ラグビーを大好きな友人たちへと化す。たがいに称えあい握手やHUGを交わしアフターマッチファンクションとして、互いにビールで喉を潤す。

この精神が子供の頃から染み込むとすれば何分にも勝るものはないでしょう。
スポーツライターの藤島大さんが書かれている冊子が手元にあり、その中に印象的な言葉がありました。
「ラグビーは少年を男にし、男に永遠に少年の魂を抱かせる」

今日のトップリーグの「トヨタ自動車ヴェルブリッツVSクボタスピアーズ」「近鉄ライナーズVSリコーブラックラムズ」の2つの試合を観戦する前に
「レフリーから見たラグビーの魅了」という講座を受講したおかげでよりいっそう興味が増しました。
場内にはミニFMの電波にのって、講師を務められた太田始さんの軽快なおしゃべりの解説が流れてきますので、初心者にもやさしく、色々と解説してくださいますので、しらずしらずにグラウンドのボールを一心の見つめる私にもなんとなく面白さがだんだんとわかってきたように思います。また機会があれば間違いなく花園へ行くことでしょう。

2009/11/23

◇2009/11/23 鼓ケ滝

伝え聞く 鼓ケ滝に 来てみれば 沢辺に咲きし たんぽぽの花
自信満々で西行が読んだ歌。

これが、たまたま泊まった宿屋の奥さんに手直しされて
音に聞く 鼓ケ滝に 来てみれば 沢辺に咲きし たんぽぽの花 となり

次に宿屋の旦那に手直しされて
音に聞く 鼓ケ滝に うちみれば 沢辺に咲きし たんぽぽの花 となり

そしてついには、その宿屋の小さな子供に
音に聞く 鼓ケ滝に うちみれば 川辺に咲くや 白百合の花 と手直しされてしまう。
原型をとどめない歌になったものの元の歌よりも情景が鮮やかで生き生きとしています。

それもそのはず、住吉大明神、人丸明神、玉津島明神の和歌三神が人間の姿となって
直接指導くださった賜物。
上には上があり、うぬぼれてはいけない。

※阪急電車能勢電鉄「鼓ケ滝」下車 徒歩3分

◇2009/11/23 神農祭

日本を代表する薬の町<道修町>(どしょうまち)
古くから日本古来の薬関連の集積場と流通の要として栄えてきました。

その道修町を代表する神事<神農さん>のお祭りは年内最後の祭りです。
道修町には有名な企業が多く、武田薬品工業、塩野義製薬、田辺三菱製薬をはじめ小林製薬・扶桑薬品工業 ・カイゲン・大日本住友製薬などが軒を連ねています。ところが、外国資本の参入や薬事法の改正等で業界自体が向かい風。そこで企業合併により本社機能の移転・統合により道修町の空洞化が見られる様子、きっと企業同士が生き残りをかけた鎬を削る水面下の熾烈な争いが行われているのでしょう。

2009/11/22

◇2009/11/22 第515回 田辺寄席11月22日(日) 昼席

第515回 田辺寄席11月22日(日) 昼席   《新・じっくりたっぷりの会ー桂一蝶の段》

今年の春から第3土曜にお勉強会が入ったので土曜の昼席はいけなくなりました。
なので毎回日曜の昼席に参加させていただいています。

※ 開口0番(文太の前ばなし)「カ」の巻/「がたろ」
東西に走る本町通りと東横堀の交差するあたりから<本末の曲がり>をみることがでる。
商売根問いではガタロを釣ろうとする男がでてくる。また代書屋では男の商売は「ガタロ商を営む」でした。
遅くまで池や川で遊んでると「ガタロがでてくんで!」といわれたものでしたが、間違いなく最近の子供たちは聞いたことなぞない言葉でしょう。今日の文太さんのお話を聞いて一人そんなことを考えていました。

◇狸 賽         露の雅 (都門下)
最近ではもう珍しくないのかもしれません、女性の噺家さんで3年目になられるそう。
先日見たDVD「落語娘」や2年前の朝ドラ「ちりとてちん」でも散々話題になりましたが、違和感はどうしてもぬぐえません。
雅さん独自のくすぐりや、所作、目線などしっかり練習されてきたあとが感じられ「あぁ・・落語が大好きなんだー」って気持ちがしみじみと伝わってきました。

◇首提灯         桂 一蝶(二代目春蝶門下)
はじめてお目にかかる一蝶さん。すごく親しみやすいなんだか親戚にいそうな陽気な叔父さん風でした。
上燗屋のおはなしから、首提灯に・・。あれれ?こんな噺だっけと調べてみますと噺の前半部分が独立したのが上燗屋だそう。

◇515号笑呆亭/「藁人形」から   桂 文太 (五代目文枝門下)
どこかで聞いたことがあるタイトルとおもいましたが数週間前に「日本の話芸」で桂歌丸さんが演じられていたのを聞いたばかりでした。でも江戸前と上方は設定はほぼ同じだけれど、お熊姉さんと行念さんの感情の描き方が微妙に違うんですね。

◇町内の若い衆     桂 春雨(春団治門下)
桂春雨さんもはじめて拝見いたしました。たぶん忘れることは無いと思います。このお話も江戸前のネタのようす。
艶話なんでしょうけれど淡々とした口調が印象的でした。
◇高津の富        桂 一蝶(二代目春蝶門下)
色々な方のバージョンを聞いてきましたがやっぱり演者さんによって違うもので、意外な場所でクスッ!としたり、一蝶さん独特の笑所を仕掛けたり。たのしませてくださいました。