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2010/12/16

2010 12/15 『高杉晋作の「革命日記」』 一坂太郎著

『高杉晋作の「革命日記」』 一坂太郎著

幕末の風雲児と異名をとる高杉晋作さん。
先日放映が終わったNHK「龍馬伝」でも奇兵隊を組織し四境戦争の小倉口の戦いでは三味線を弾きながら戦場を歩くという風雲児らしい演出を見せてくれました^^
しかしまぁ、昔の方ってなんでこう筆まめさんが多いのでしょう。しかもみなさん全てご達筆!
高杉晋作さんも例外では無く6つの日記を残されていますが、悲しいかな凡人には判読する事ができないのです。
ところがその日記を「高杉晋作さんの研究の第一人者」の「一坂太郎」先生が現代文に訳して出版してくださいました。
出版されたのは2010年の9月30日。
さっそく入手して一坂太郎先生にサインしていただきようやく読破に至りました(;・∀・)

後世に名を残した高杉晋作さんも普通の人なんだなぁっていうのが正直な感想。
中でも興味を引いたのは、23歳の晋作が父の小忠太さんの力で、毛利定広(定封)の小姓役として仕えることになり初出社。
いわば新入社員教習で、上役さんからいろんな礼儀等を教わっている。(○<※勢いの力が日>御日誌〔せつぎょにっし〕)。
24歳になった晋作が幕府の船で上海へ視察に行った際の日記の遊清五録。清国へのその船旅の様子や到着して体調を崩した様子。そして太平天国の乱まっさかりで、アヘン戦争で国力を失った国内を我者顔で闊歩する白人を見て相当なショックを受けたことでしょう。

2010/12/14

2010 12/14 テレビ騒動

この11月のエコポイント騒動のおかげでどこの家電量販店も賑わった。
エコポイントの締切りが近づいたために沢山の方が一斉に押しかけたためで、御多分に漏れずわたしもその中の1人でした。
確かに、先月は商品の案内を聞くだけでも一苦労。そんな中、やっと自宅用と親元用の2台を買う事ができた。

親元用のテレビは関西で強力な販売網を持つ、ジョーシン電気
11月2週目に購入し、設置は12月14日とおよそ1ヶ月待ちとの事。
「まぁそれでもかまわないよ」ということでなんとかクリア。

その購入の際のドタバタぶりをみて数日後に我が家用を買うためにあわてて家電量販店に足を運びました。

まずは、数年前にナンバにオープンしたヤマダ電機。
すでに順番待ちの列が3桁突入で諦め、ウメダのヨドバシも似たような状況。
それなら・・・と小さめの家電量販店のコジマデンキに行ったところで、なんとか買う事ができた。
さて、そのテレビはいったい何時我が家にやってくるのか?と買った時点では月末頃の話であったのが待てど暮らせど連絡がない。シビレを切らして確認すると来年1月/末だそう。。「え~・・それはないやん・・」と抗議したら先週無事設置となった。
けして誤解して欲しくないのだけれど、電話口で恫喝したわけでもなく「それは、おかしいでしょ?」と確認しただけ。
きっとなにかの手違いだったと信じていたい。


そして親元のテレビは本日設置にきてくださるということで、ジョーシンからお電話があったそうで「夜の19時~21時になります」とのこと。
本当に設置に来てくださる方は寒い中大変だと精一杯ねぎらいの言葉と熱いお茶でも飲んでいただこうとおもっているけれどどうも私の中に疑問がフツフツと湧いてきます。

そんな配送や設置サービスでジョーシン電気は問題ないとおもっているんでしょうか?
ハンコだけで済む郵便小包や宅配便と違い、大きな車でやってきて担当員さんが荷物を抱えて梱包をばらし、リビングへ設置くださるわけで当然親元の家に入ることになる。
なによりも、19時から21時って夕食の時間帯から1日の仕事を終えくつろいでいる時間帯に他人が来ることへの抵抗も隠せないし、もし私が同じ立場でもすごく気兼ねすることでしょう。

電話でお話を聞いたところ、私の家のあとにもまだスケジュールが詰まっているらしい。
そんなハードなスケジュールを配達員さんに強いることで事故でも起こしたらジョーシンはどうするんだろう。
昨年を大幅に上回る販売をしたのだからナイトタイムに配達をさせなくてもいいような人材の確保はしていないのだろうか?

どうぞコジマ電気さんもジョーシン電気さんも、配送に走り回っている係員さんへの配慮と、お客様への気配りを忘れないでくださいね。

2010/12/11

2010 12/11 池田 落語ミュージアム寄席

落語ミュージアムでの落語会は今回で2回目。
前回通り、この会場はハード面では素晴らしいし、町おこしとしてのアイデアとしても申し分ない。
しかしそんなハードを生かすも殺すもソフト次第。
はたしてこのままでいいのかどうか?やはり疑問が残る。
主催者は気がついていなくとも、お客様は敏感に察知しているはず。


そんな思いと正反対に出演者の方々の実力は、この落語が盛んな池田の町では
浸透しておるとみえて、超大入り満員!
なっとくの落語会となりました。

笑福亭 たま 矢橋船

ひょっとしてたまさんの古典ネタで楽しませていただくのは初めてかもしれません。
マクラは海老蔵さんネタ。実はたまさんのBLOGが大好きで、今日のマクラの原案のようなのが書かれていたことから、おもわず一人でニンマリ^^
噺家の方って観察力がするどいんでしょうねー。

わたしのライブラリーでは桂米朝さんの音源があるので聴き込んでいたネタだけに
自分なりに色々と対比が出来ましたが、たまさんらしい若さと情熱のあるお話に仕上がっていました。
話の流れは色問答を経て、燗徳利からイケナイのを飲んでしまうところをヤマに2回繰り返し。
お武家さんも鳥かごも登場しないのでどう展開していくのか実は興味深々。
そのままの雰囲気を残しながら会場は大爆笑!そのままサゲとなりました。

印象的だったのが、比叡山の「ひぇ~!」の男が色問答に加わるキッカケの目つき。
これが繰り返しの面白さとなり、元々上下を切らないたまさんならではの、
目つきで会場に笑いが漏れていました。

(※)ちなみに矢橋船は「八橋舟雀丸之由来」だそう。

笑福亭 銀瓶 宿題

先日お引越しされたばかりの銀瓶さん。
尼崎とのことで、市長が変わったことを受け、阪急と阪神の比較の話で客席との距離感を縮められました。
たしかこの「宿題」は桂三枝さんの創作。まさによくできている話。

え?って考えてしまう問題を数回繰り返しそのたびに、宿題に色々ともんくをつける主人公。
この辺りは演者さん独自の部分が入っているのか銀ちゃんのベタベタな大阪弁が見事に調和しており会場に笑いを生んでいました。


桂 雀三郎 けんげしゃ茶屋

マクラは、楽屋内の悪戯のお話。
可愛そうなマジシャン、紙きり名人と故松鶴さんとのエピソードを紹介。
なによりも伝説となっている「焼肉食べ放題」でしょう。

独特の世界感をお持ちの雀三郎さん、きっちりと丁寧にお話を積み重ね、
お正月のお茶屋を風景を描き出されていました。
老舗の旦那さんが、新町に出入りできなくなったエピソードをはじめ、脳天の熊五郎とたくらんだ悪戯がお正月の茶屋の「けんげしさ」をぶち壊してゆくストーリーは悪戯好きも憎めない旦那さんの風格が伴う雀三郎さんにぴったりでした。

手元の所蔵書籍(※)で調べてみた。
この話に出てくる「のどかなる 林にかかる 松衛右門」という句は非常に古く、
延宝(1687-1681)上方板の「けらわらい」を江戸で改版。天和(1681-1684)~貞享(1684-1688)はじめの「けらけらわらい」に書かれているらしい。ひょっとしたら先日NHKでみた蔦屋重三郎さんが絡んでいるのかもしれない。

※ 参照 )S33発行上方落語の歴史 前田勇

2010/12/05

2010 12/5 武士の家計簿

「武士の家計簿」を鑑賞してまいりました。
加賀100万石を支える役職の中に知られることのない「算用者」が150名ほどいたそう。いわゆる企業に置き換えるとさしずめ、経理部かな?
始業時間を知らせる太鼓が鳴ると一斉に帳面を睨みひたすらそろばんをはじく。


代々家督を継ぐことが善しとされてきた時代では算用者の家系に生まれると幼いときからそろばんを仕込まれて育つという。そんな家系に生まれた「猪山成之」は幕末の動乱時代に大村益次郎と知り合い明治の発展に寄与する。 親子3代にわたる笑いあり涙ありのエピソードが綴られていました。
堺正人さんの演技が冴えわたり、見事に主人公の猪山直行を演じています。
またその父は信之(中村雅俊さん)、直行の息子は成之(伊藤祐輝さん/大八木凱斗さん(子ども時代))。

江戸時代の泰平が続くと武士は困窮し両替商から借金を重ね無ければならないくらいに大変な生活を強いられていたのでしょう。もちろん陪臣(殿に仕えている役人の家来)ではなく、直参ともなると体面を保つのは大変。優れた経済感覚を持つ「直行」がいたからこそ、猪山家は持ち直し、また「成之」は明治政府に寄与することができたのでしょう。

映画としては長めの2時間オーバー、何度も「クスッ!」とする箇所や「ホロリ」とするシーンが盛りだくさんで 一息に鑑賞できました。

しかし、堺正人が演じる猪山直行の青年~壮年~そして老人へと変わってゆく役柄にしたがって見せ方が替わるその演技の幅には驚かされました。お見事です^^

http://www.bushikake.jp/

2010/12/01

2010 12/1 大乗坊さんと暦


日本橋の毘沙門さんが祀ってある大乗坊へ寄ってきました。
来年の暦がありましたので頂いてまいりました。

暦には知らない事がいっぱいで、甲子(きのえね:大国天祭)や庚申(帝釈天の縁日・庚申参り)、己巳(つちのとみ:弁財天の縁日)、八専(何事もうまく行かない凶日)、土用(土を犯す作業や殺生はダメ)、天一天上(天一神が天に帰っているので天一神の祟りはなくなるがその代わりに日遊神が地上に降りてきて家の中に留まるので、家の中を清潔にしなければ日遊神の祟りがある。)等など。
一昨年、庚申の日の朝は四天王寺さんの庚申堂へお参りしたあと、境内に出ている北向きこんにゃくを食べるのを1年間続けたことがあります。これがなかなか良いもので、日常に様々なイベント感覚で取り入れられたら良いですよね^^

さて、なかでも最大の吉日とされている来年の【天赦日】(暦中で最大の吉日。百神が天に会合し、天が万物を許す日であり、万事にわたって吉)は、<立春から立夏の前日までの戊寅の日><立夏から立秋の前日までの甲午の日><立秋から立冬の前日までの戊申の日><立冬から立春の前日までの甲子の日>とのこと。

来年は下記が天赦日です。

1月9日(日) ・3月24日(木)・6月8日(水)・8月7日(日)・8月 21日(日)・10月20日(木)

ぜひ来年の手帳にお書き止めておいてくださいね。

2010/11/28

2011 11/28  第7回笑好寄席


柏原笑好寄席、昨年に続き2回目です。
会場建物自体に駐車場があり、この会の場合は20分が50円になるらしいと後から知りました。(来年のために記載しておきますww)しっかし、今日のこのメンバーで¥1800は安いです^^
おもいっきり良心的なお値段で落語が楽しめます。ホントにありがたいことです。


喬介  つる
独特の雰囲気をもっている愛すべきキャラの喬介さん。つかみの小咄を二本したあとで「つる」へ。
キッチリと丁寧に演じられた上に、あのホンワカした雰囲気が加わり妙な笑いが生み出され好印象。

笑福亭たま  憧れの人間国宝
この落語会は昨年と同様で初めて落語を楽しまれるかたが多いように思えました。そのためか
いつものショート落語ネタで会場は大爆笑。あ・・初めてじゃなくってもたまさんのSRは大好きです。
さて、本題に入るつなぎで、会場に着メロが響き渡り、空気が一変。。、「電話に出たらどないしょうかおもてん」と笑いにかえましたがそれでも会場の空気が張り詰めてしまった。聞く側のマナーが悪いのは、初心者さんが多いからしょうがなかったとおもうが前座の喬介さんが会場に対して釘を指さなかったのが悔やまれます。
さて、本題の「憧れの人間国宝」。いつもながら奇想天外なお話に会場は大爆笑。

桂文三 高津の富
早いもので文三さんを襲名されてもう1年半になられるんですねー。昨年の七度狐に続いて
今年は<高津の富>。古典落語の世界を堪能させてくださいました。
因州鳥取の男が宿で盗人の話しをした後の笑顔、漬物石の話しの後の笑顔、これが文三さん独特の味ですねー。
また、一番の見せ場で笑いどころの、「子の千三百六十五番」を読み返したが、気が付かないで「辰の八百五十一番」へ行くあたりの描写はお見事、会場から爆笑がおこってました。

林家染雀 かけとり
染雀さんって二卵性の双子の弟さんで、お兄さんと文三さんが同級生だとか。色々と縁は不思議なものです。
さて、お話の方、さっすが狂歌、義太夫、歌舞伎で掛取りをするりとかわしてしまう、その長屋の情景が浮かんできました。

桂 竹林 仔猫
生で初めて聞くのは初めてのお話です。(CDでたしか枝雀さん版を聞いた記憶があります。)
心根の優しい力持ちの女衆のおなべさん。実は彼女は・・・ってストーリー。
お店が早仕舞いしたその夜の丁稚や番頭の噂話が元で旦那までもが「実はわしも・・・」と疑惑が広がり、ついに彼女の唯一の持ち物の葛篭を開けていくあたりがスリリングでドキドキ感が高まってゆきます。
竹林さんはスゥっと流された感があった為か、おなべさんの独白部分に、実はおなべさんは可哀想な女衆なんだっていうような気持ちが出ていました。

2010/11/27

2010 11/27 これぞすみよしパワー!住吉大社1800年の歴史と美術


大阪市立美術館で開催・・終了(m´・ω・`)m

古くから「住吉さん(すみよっさん)」と呼ばれている住吉神社は平成23年(2011年)、御鎮座1800年を迎えます。
この由緒ある住吉さんには、海の神様の住吉三神の底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)と神功皇后(じんぐうこうごう)の四柱が祀られているとともに五大力さんや初辰さん等、商売や庶民信仰に根付いて今日まで続いています。


また白砂青松の風光明媚であった場所柄、和歌や短歌や様々な文学にも読まれるとともに、美術工芸品にも色々なモチーフとして住吉さんをシンボライズして取り上げられています。

大阪市立美術館では様々な住吉さんにまつわる美術工芸品や文献等を10/9から展示。そして11/28に終了しました。
もっと早く行きたかったんだけど、つい色々なことがあって終了間際の11/27に行って参りました。
時間があるときにゆっくりと鑑賞したかった・・(-。-) ぼそっ。





会場は信仰対象としている住吉三神や和歌や書画、工芸品、そして祭に対し構成されています。

なんとも言われぬパワーを感じる尾形光琳作「白楽天図屏風」の本物を見る事ができます。

2010/11/25

2010 11/25 なぁみんな。ほんまにこんな街でいいん?

年末の声が近づいて街が一段と賑やかになってきた。
それにつれてキタでもミナミでも天王寺でも酷いもの。

「そこをどけ!」とばかりにベルを鳴らして後ろから近づく自転車。
出会い系のテッシュ配りをする男女。怪しげな募金活動の集団。
親しげに近づきアンケート・・・ポストカードを配りそのまま画廊へ。。
準風俗ばりのメイド喫茶の女の子が街角に立ち袖を引く。
生産業への勧誘。角に断つ売春婦。禁止薬物を平気で販売するチラシ。

なさけない。

音量を上げすぎの街頭ライブ。
弱者のコトをかんがえてへん。

目に付くところに張られた性的な写真やアニメ。
自分の子どものコト、わかってへんやろ。

電車の中では座席を譲ることもなく足を広げて座る若者。
住宅街では子どもの目の前で信号無視を平気でする親。
点字ブロックに自転車を停める・・。
車椅子の人が通れない道。

無灯火で二人乗りの自転車。
音楽を聴きながら、メールをしながら、傘をさしながらの自転車運転が
老人を押しのけてゆく。

お上が決めたコトもすぐに忘れさられ、禁煙の道の裏側の状態は酷く、
大阪の迷惑駐車は日本一。

なぁみんな。ほんまにこんな街でいいん?

大阪、なさけないね。大阪。
観光化もええけど、先にすることあるんちゃうん?

少なくとも私はそんな情けない事はしぃへん。
大阪がすっきゃもん。