「アフィリエイト広告を利用しています」

yahoo2

2016/06/17

2016 6/17 展覧会の絵

[展覧会の絵]

ムソルグスキー作曲の組曲で、一般的にはモーリス・ラヴェルが管弦楽用に編曲したものが有名です。たしか、ムソルグスキーの友人の画家[ハルトマン]さんの遺作の絵画をみたときのインスピレーションが作曲のきっかけだったと記憶しています。

この組曲には思い出がいっぱい詰まっていていますがなんといっても、私のクラシック大好きな趣味が始まった原因がこの曲の最終曲「キエフの大門」を吹奏楽で演奏することになりミニスコアを購入したことです。


様々なオーケーストラが演奏していますが、中でもユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団のレコードが私の一番の思い入れの強いレコードです。まだCDはなかった時代です。
また原曲のピアノ版や先日お亡くなりになられました冨田勲氏の展覧会の絵はいまでも
想像を掻き立ててくれます。

で、なぜこのエントリーを書いたのか・・。


数か月前からamazonプライムに加入したおかげで色々とお得に入手。

中でもお気に入りは下記を購入したことでバスタイムが100倍楽しくなりました。

http://sweet-mikan.blogspot.jp/2016/02/2016-26.html


脱衣所でamazonミュージックでお気に入りの音楽を探してBluetoothで、お風呂場の中のスピーカーで再生、で、たまたま流れてきた展覧会の絵のプロムナード。。

あれ??

違う!!!


これ!ラヴェルじゃない!!


すぐに飛び出てスマホをみると、レナード・スラットキン指揮で15人の編曲者によるものみたい。

これは面白い!

解釈は同じなんだけど管弦楽法も違うし楽器のアプローチも違います。





絵を見たときのインスピレーションは人それぞれが違うように編曲で音楽を紡ぎだす手法も異なるのは当然。いおんなお噺を聞いているかのような音楽です。

ラヴェル版を聞きなれている私にとっては、なんと斬新で、曲にメリハリのある解釈で当分はまりそうです。

さてさて、余談ですがもっと違った趣きを楽しみたい方はE&LPの展覧会の絵!
これは楽しい!!





参考までに映像はこれ!






2016/06/12

2016 6/12 予約制のタイムズ

「許可書はありますか?」


大阪市の施設にはいっているタイムズを利用する時に係員にそういわれました。。

押し問答のあいだにも次々と追い返される車の数々。


施設の管理事務所の方とお話ししたところ、施設を利用する某協会との事前打ち合わせで10台確保の約束をされたそうで、これをタイムズ側も了解されているそうです。

じっさいにB2にある駐車場を見に行くと10台以上の空があるのに、入れてくれないタイムズさん。

協会の役員用に駐車場所を確保するんだったら、だだっぴろい通路や納品場があいてるやん。


係員からは「お越しの際は公共交通機関を利用してください」って言われるし。。

いやいや。。。それは違うでしょ!


そもそもタイムズって早い者勝ちじゃないの?
いっそ事前予約制を開始してみてはどうでしょう。タイムズさん。


2016/06/11

2016 6/11 延暦寺

比叡山延暦寺へ行ってまいりました。

いままでなかなか行く機会がなかったのですが、行ってみると意外と行きやすくてびっくり。

京都東で降りて琵琶湖の西側のバイパス道路を10分くらい。
そこからくねくね山道を経て、快適な有料道路をドライブです。

眼下には雄大な琵琶湖の景観が望め無事到着。自宅から2時間もかからない近さでした。

西塔と東塔と横川の3つのエリアに分かれていて今回は賑やかな西塔、そして落ち着いた雰囲気の東塔を訪問。


どうしても高野山金剛峯寺や福井県永平寺と比較してしまうのですが、また違った雰囲気です。













2016/06/02

2016 6/2 株主優待

昨年の9月から株式の運用を始めました。

成績は今のところ可も無く不可もなくということで有り難いことです。

2015 11/29  初めての株主優待


それでも嬉しいのはやっぱり忘れたころに送られてくる株主優待の商品。。

割引券もステキだけれど現物はやっぱり嬉しいものです。







2016/06/01

2016 6/1 ショスタコーヴィチ / 交響曲全集 バルシャイ&ケルン放送交響楽団

ショスタコーヴィチ / 交響曲全集 バルシャイ&ケルン放送交響楽団 を入手。

さっそく会社の往復に鑑賞。



ショスタコーヴィチ:交響曲全集 (Shostakovish: Symphonies)

ロシア革命ってどんなだったんだろう。
今の日本で似ている出来事って?

具体的なイメージがわからないけれど、第11交響曲「1905年」を聞いてみると、その音楽的な描写からその悲惨さを感じる事ができます。
立ち上がる民衆、迫る軍靴の音、そして殺戮・・あ。。。これは発砲した描写?・・人々の叫びや嘆きがひしひしと感じられました。

第7交響曲 「レニングラード」の有名な「宮沢りえとシュワちゃん」のちちんぷいぷい。。
これも軍隊が徐々に迫ってきてあの剽軽さを感じさせるモチーフが徐々に恐ろしげな雰囲気となり最高潮を迎え・・崩れ落ちてゆく。。

第4交響曲のオープニングのなんとも暗い世相を感じさせる音使いなのか。。半世紀も演奏されなかったその理由が感じさせられるようでした。

第12交響曲「1917年」 においては、おもいっきりロシア革命がテーマ。
1楽章の5/4と4/4の変拍子から始まるモチーフがこれから始まる恐怖的な運命を感じさせます。
そして壮大な4楽章!新しい時代の幕開けにふさわしく盛大で壮大に終わります。

第15交響曲ではいろんなクラシックのフレーズが顔をだし、とくに1楽章のウイリアムテル序曲スイス軍の行進のあたりはおもわず「クスッ」としちゃいました。そうそう、これは第4交響曲の3楽章にはカルメンの闘牛士の歌が出てきてました(笑)


第5交響曲は下記を参照してくださいませ。

http://sweet-mikan.blogspot.jp/2016/05/2016-55-5.html

ショスタコービッチってすごい作曲家さんですねー!



2016/05/21

2016 5/21 ブルーレイレコーダーの進歩

ようやく入手した「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のDVD。
入手前まではAMAZON プライムビデオで48時間399円で鑑賞しておりましたがくりかえして鑑賞したいのでやっぱり買っちゃいました!
で、さっそくDVDプレーヤーへ。。。

あれ??動かない。

壊れた。。


今のハードディスクレコーダーは2011年購入だから約5年・・。500Gじゃ物足りなかったし・・
ということで思い切って購入しました。
買ったのはこれ!

パナソニック 1TB HDD/3チューナー搭載3D対応ブルーレイレコーダー
Panasonic DIGA ディーガ [DMRBRZ1010] 


この5年間の進歩は大きかったです。。
本体を持ってみた感想は「軽っ!」「短っ!」そして「安っ!」でした。
3チューナ内臓で1TBなのでエントリー機にはなりますが私的にはこれで十分。
前回のと比較すると録画予約を入れた後の動作が速くて、軽快に動きます。
外付けHDDにも対応しているようだし画像もキレイに思えてきます。
これで思う存分「スターウォーズ全作品」を鑑賞できます^^

2016/05/15

2016 5/5 ショスタコービッチとの出会い 交響曲第5番ニ長調

1977年に日本の漁船がニュージーランド沖で不思議な遺体を吊上げ、ニューネッシーと呼ばれました。
1977年 オールナイトニッポン木曜日のパーソナリティ 自切俳人さんの名物コーナー『真夜中の辞典』ではその呼び名を独自で募集し「ユメカシーラ」と決まりました。そしてこのオープニングで流れていた曲がとても印象的でした。

Allegrettoの3/4拍子、コントラバスとチェロのユニゾンで奏でられる低音のフレーズはなんとも不思議なメロディ。不気味でもあけれど陽気なおどけた風でもあります。


なんて曲なんだろ・・ずっと疑問におもっていました。当時はインターネットなんで無く調べるすべも無く、そしてクラシックにますます熱中した頃、ようやく出会いました。
それがショスタコービッチ交響曲第5番2楽章だと知って、興味がどんどんと沸いてきました、心斎橋の楽器店へ行きスコアブックを購入しました。(今見返してみると第4刷発行で昭和51年版450円です)それから数十年後・・今、ショスタコービッチへの興味が止まりません。

さて、この5番の4楽章はご存知、「部長刑事」のオープニングにも使われ、ティンパニーが八分音符で「ダンドンダンドン・・・」と刻む上にトロンボーンとチューバがむちゃくちゃかっこいいテーマを吹き鳴らす曲です。
ショスタコービッチにとってロシア革命は重大なテーマで、たくさんの作品が何らかの形でロシア革命に影響を受けています。この5番は革命20周年記念に捧げられたとの事、1937年に作曲されたとのことで初演では圧倒的な歓呼で迎えられたそう。ショスタコービッチは1906年生まれだから31歳の作品。ちなみに「革命」の表題はついていませんが「革命」ってネーミングはぴったりです。





そしてもっと印象的なのは1楽章。
不穏な幕開けを感じさせるオープニングの主題。次々に繰り広げられるテーマにピアノの低音部が加わりますます曲調が激しくそして物憂げなチェレスタのキラキラ音で静かに終わりを迎えます。

また3楽章のLargoは本当に秀逸でその透明感には不思議な感覚があります。

全体の演奏時間は40分前後なのではじめての方も飽きずに聴いていただける交響曲です。





2016/05/09

2016 5/9 冨田勲さんの思い出

冨田勲さんが亡くなられたとの事。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

中学生の時に初めて聞いたシンセサイザーの音色。これはたしかレコードで入手した「スイッチ・ト・オン・バッハ」だったと記憶しています。

今まで聞いたことの無かった音色で衝撃を受けました。
どうやら楽器はムーグというのを使っているらしい・・そしてそのムーグは心斎橋のソニータワーに有るらしいという情報を聞きつけ頻繁に触りに行ったのを覚えています。

本来はパッチ式なのですがこの部分は触らしてもらえずダイヤルのVCOやVCF、波形(正弦波・鋸歯状波・・)などの部分でマニュアルに沿って機関車や波、雷等の音色を作成して時間を過ごしておりました。

そしてYAMAHAがはじめてFM式のシンセサイザーを発売してすぐに購入。これがあの爆発的にヒットしたDX-7で248,000円でした。それからというもの私のシンセサイザー好きに火がついて新車の乗用車が楽勝で買えるくらいのめり込みました。残念ながらいまでは部屋の大半を占領したまま埃をかぶっています。古いシンセサイザーに興味があるかたはよろしければお知らせくださいませ。超格安にてお譲りいたします。録音機材も多数あります。


さて、冨田勲さんのアルバムでなんといっても衝撃を受けたのは【展覧会の絵】。
元々中学校の吹奏楽コンクールで【キエフの大門】を演奏する為に色々と聞き比べをしていた時に
出あいました。



これは本当に驚きました。
初めて聴いたリバーブやディレィ効果で空間を感じさせる音!単なるステレオ効果ではなく奥行き感をうまく使った曲が印象的でした。

当時はスプリングリバーヴはあったとおもいますが超高価で手が出るはずもなく、どんな仕組みで、どうやって録音したんだろうって疑問に思っていました。

【卵の殻を付けた雛の踊り】の最後に猫の登場してきたり、【サミエル・ゴールデンベルグとシュミーレィ】の2人の見事な対話、【バーバヤガの小屋】から【キエフの大門】への移り変わり等それは驚きの連続でした。

そして、次にであったのはホルストの【惑星】。
非常に原曲に忠実ではあるもののきっとホルストさんもこんな音を望んでいたんじゃないかな?っておもうような音色とスケール感が再現されていました。



その後、ムーグシンセサイザーはその大きさと威圧感から、巨大なタンスと呼ばれ進化を遂げていきました。

キーボード奏者のいるハードロックには欠かせないミニムーグに重厚な音色を誇るオーバーハイム、そしてデジタルシンセもFM方式やPCM方式等様々な進化を遂げましたが間違いなく日本の音楽シーンの礎となられたのは冨田勲さんです。

本当に心よりご冥福をお祈りいたします。