第521回 田辺寄席 1月17日(日) 《新・じっくりたっぷりの会ー桂 坊枝の段》
日曜出勤生ラジオでおなじみの坊枝さん♪いっつもにこやかな笑顔で癒されます♪
開口0番では「猫とねずみ」。
干支に出てくる動物を順にネタにした落語をご紹介いただきました。
(ねずみ(小話)、お玉牛、牛の丸薬、動物園、雪ウサギ(小話)・・・から池田の猪買いまで)
一、男と女の他力本願 桂 三幸 (三枝門下)
桂三枝さん12番目のお弟子さんとのこと。見た目、最近のお兄さん風の三幸さん。マクラのときに独特の言葉尻があり気になりました。しっかし、橋下知事さんとの一件は大爆笑でしたねー^^
二、火焔太鼓 桂 坊枝(五代目文枝門下)
昨年12月に桂三弥さんで同じお話を聞かせていただく機会がありました。おとなしめというかきっちりとポイントを抑えられていたのは今日の坊枝さんも同じですが言葉、所作、声量、のすべてのメリハリがあってそれはそれはダイナミック♪今日も「日曜出勤生ラジオ」との掛け持ちなので神戸から大急ぎで駆けつけてくださいました。
余談ですが昨年後半から桂坊枝さんの高座を3回くらい連続で愉しませていただきました。あの笑顔がステキですよねー。
三、521号笑呆亭/「つるつる」から 桂 文太 (五代目文枝門下)
はじめて聞かせていただくネタ。
ググッてみたら江戸前のネタなのでしょか。また文太さん独自のくすぐりとおもわれる一八へ持たした土産の包みや鉄下駄のくだり。しかも所作のなかで文太さんが、ひょいと見台の上に飛び乗られて度肝を抜かれましたww
(仲入り)
1月の田辺寄席はお善哉が振舞っていただけます。昨年はお手伝いさせていただきましたが今年はちょっと事情があり無理でしたがまた機会があれば喜んでお手伝いさせていただきます。
四、手品指南 桂 朝太郎 (米朝門下)
おもしろいコンセプトで、身近に有るモノでできる手品の数々でしゃべくりで繰り広げられる朝太郎さんワールドです。そのクオリティはゼンジー北京さんを彷彿とさせてくださいました。
五、不動坊 桂 坊枝(五代目文枝門下)
不動坊火焔の奥さんのお滝さんと結婚できることになった利吉さんのその喜びようを描いた前半。自宅や風呂屋での出来事がとてもイキイキと描かれていました。また後半の徳さん、祐さん、新さんに軽田道斎が加わったそのドタバタ部分も秀逸!
今日の田辺寄席もホントにいっぱい笑わせていただきました。楽しいひと時でした。また青年センターの利用延長が決まったそうで、よかったですね。