朝のラジオ番組で聞いたサービスにまつわるお話。
シュチエーションは少し違うかもしれないけれど本筋は同じ。
ある私鉄の定期券売り場に男性が駆け込んできた。
この私鉄の駅はJRの乗り換えも出来る混雑する駅だそう。
「コインロッカーはどこにありますか?」
その定期券売り場の女性はこう答えました。
「この売り場を出て右に曲がられた並びにありますが、もしいっぱいの場合は、一つ目の角を左に行かれて20mほどのJRの乗り場の右手にあります。」
この返事でもたいしたもの。
まぁ、よほどこの手の質問が多いのでしょう。
男性は「ありがとう」と立ち去ろうとしたそのとき
後ろからまた声がかかりました。
「お客様、100円玉はおもちですか?」
この一言が言えるかどうかがサービスの決め手でしょう。
雨の日に来られたお客様に対し「いらっしゃいませ」に対し一言付け加えるなら
「お足元の悪い中、お越しいただき、ありがとうございます」
雨の降る日に傘を差してお店に来るお客さまはおもいっきり目的買。
いわばお得意さまか、お得意さま予備軍。
そんな百貨店の開店と同時に店内に入ろうとすると、左右両方に従業員さんが並んでお出迎えをしてくださいます。
「おはようございます、いらっしゃいませ」
心から言っているか、それとも本当にそう思っているかは疑問だけれど今の百貨店には、口先だけで言う余裕はない。
また話題の市内にある大手のディスカウントスーパーへ行く機会がありましたがその店内は酷いもの。
がさがさになった商品棚、歪んでいたりPOPが外れかかっている。
商品が前出しされておらず通路にはパッキンが放置されている。
挙句の果てに非常用非難通路には自転車が置かれている。
明らかに人手も指導者も不足してる。こんな店舗にはサービスという感覚はないのでしょう。
値段だけが安くてもサービスを語るレベルに達していないお店は淘汰されるでしょう。