「いらっしゃいませ、ようこそー」「店内でお召し上がりですか?」
どこのマクドでも同じようなフレーズで接客をこなしていることと思いますが、マクドのサービスは笑顔をはじめ色々と書かれているようです。
そして最近、お昼にマクドを利用するようになって、何かわからないままに違和感を感じていました。
その違和感の原因は、昨日、梅田阪急さんへ知人のお見舞いを買いに行ったときに判明しました。
梅田の阪急さんは改装スケジュールが大幅に後ろ倒しとなりわずかな面積で営業。
おのずと苦戦を強いられています。
品揃えでは他店には負けているものの阪急さんならではのサービスがそこにありました。
お見舞いの受付は13時から。間に合うように阪急百貨店に出かけました。何にしようか色々と迷ったあげくに購入したのはアンリ・シャルパンティエの商品にしました。
ショーケース上に手ごろなのを見つけ販売員さんに声をかけました。
「いらっしゃいませ」「お持ち帰りでいらっしゃいますか?」
文字に起こすと前述のマクドと同じだけど、その言葉に含まれている感謝の気持ちがまったく違います。
「お怪我やご入院などのお見舞いでいらっしゃいますか?」
「ゼリーは日持ちするんですけど、焼き菓子の方は2週間ですが大丈夫ですか?」
お客様へ話す内容はマクドのように画一化されているけれど、言葉に心が感じられます。
そして最後にはこころのこもった「ありがとうございました」がある。
けして口先だけではない「ありがとうございました」は心を清らかにしてくれます。
改装で品揃えが悪いのはしょうがない、それでもまた来店してもらう為には
サービスの質を高めるしか無いのでしょう。
で・・ふと気がついた!そう!最近のマクドには「ありがとうございました」の言葉が無い。
絶対的な客数が違うので、忙しさで忙殺されているのか、それともホントにマニュアルに載っていないのかはわかりませんがたしかに「ありがとうございました」と言わない。
オーダーしたあとにかかる言葉は「右側にずれてお待ちください」だ。
そしてそう思った矢先にオーダーしたマックランチが揃ったらしく声がかかった。
「マックランチのダブルチーズバーガーのお客さま!」
私は心を込めて「ありがとう」といいながら受け取った。
店員はきっと、感じの良いお客だなーって思っているのかもしれません。
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