フランス風懐石料理中華風・・・寺社仏閣が大好きです。 大阪市内に居ますが九度山と信州上田が心の故郷です♪尊敬する人は真田昌幸さんと幸村さん親子・吉田松陰先生、金子みすゞさん、大石順教尼さん。日本美術なら富岡鉄斎さんに横山大観さんに村上松園さん。そして大好物は甘々なみ・か・ん♪ ・・ようは何でもアリなのです
2012/02/26
2012 2/26 秋桜講談会
コスモスシアターは会場が新しく、なんといっても駐車場が無料なので嬉しいです。
高速を使えば我が家から1時間もかからないし。とても便利なのです。
で、今回は開場1時間前に到着。南青さん、南舟さん、南斗さんがお見えになりチラシの準備を忙しそうにされてていましたww。
開演5分間よりなんと前説!南青さんと南舟さんが出てこられ開場のお客さんの雰囲気を和らげてくれます。
ネタは南舟さんのラジオ岸和田の話を南青さんが絶妙にいじりますww
やっぱ南青さんは仕切にセンスがあります。
ちなみに水曜の12時からだそう。
■寛政力士伝より「雷電の初相撲」 旭堂 南斗
マクラは貝塚とのかかわりについて。妙に接続詞が多いのがきになりまたが南斗さんの味なのでしょう。
ネタは雷電の初相撲!こなれた感十分。上下を切られると同時に視線の高さを変えてらっしゃるのに気がつきました。
■「名月松阪城」 旭堂 南青
講談の魅力を上手く比喩、それはまるで隠れた名店・・たとえば「ラーメン屋さん」とであったようなもの。もっともっと沢山の方々に広がることを願ってやみません。
そしていろんな爆笑ネタを話され、校長先生の夢のような話ww、893さんと妊婦のお話等で客席のこころをグッとつかみ本題へ。初めて聞いたお話。
島津攻めで蒲生うじさととくまい越中守の一騎打ち。主君の蒲生 氏郷の絶対絶命のときにすっと助けた石塚きょうしろう。
無事、松阪城へ帰り祝勝会が行われ、働きにより恩禄が与えられる。主君のピンチを助けたのに石塚きょうしろうへは褒美は無し。元々慎み深い家臣であったが、主君が酩酊した際に槍の練習試合から取っ組み合いへ。なんと主君が負けてしまった!太刀を取り出し首を切ろうとする主君を尻目に、城を飛び出してしまう。数日が経過し自分の行いを反省したがもうと既に遅し。秀吉の北条攻めの指令が下るが自分はどうる事もできない。。。ついに松阪城の見える名月の夜、松林で切腹をすることに・・・。
ネタバレしない程度に書きましたがまぁ奇想天外なお話へと進んで行き、おもわず「えぇぇぇ!あかんやん!」ってww。
【中入り】
なんと中説!こんどは南青さんと南斗さん。
市民貝塚病院のこととケアセンターでの爆笑エピソードを上手に南青さんが引き出します。
■「乃木将軍の墓参」 旭堂 南舟
らじきしの話に加え、「坂の上の雲」についてお話をされ本題へ。
ネタに入るとスイッチがはいり良い味が出てくる南舟さんです。
日露戦争の勝利を称えられた乃木将軍・・実はたくさんの部下を亡くした責任を強く感じていた。ある日、自分の先祖にあたるササキタカツナの墓に参ることに。
■「徂徠豆腐」 旭堂 南左衛門
寄席等と同じ舞台へ出る際はどうしても時間制限がある。およそ15分では自由にはなすこともままならない。そこでこの秋桜講釈場ではじっくりと話すことができる場として講談を演じることを目的にしている。
春を感じさせるモノとして奈良のお水とり、大阪では相撲の春場所。兵庫は春のセンバツ。
桜の花にまつわる話をされました。私は・・・目を合わせることができませんでしたww
さてネタはなんといっても出だしの「とーふーーーーー」これは見事ですねー。
今日の秋桜講釈会は満足度がすごく高くお弟子さんの気力も充分!
とてもお値打ちな会となりました。