己れを以て人を責むることなく、
一を以て百を廃することなく、
長を取りて短捨て、
心を察して跡を略らば、
則ち天下いづくにか往くとして隣なからん。
とっても心に沁みる松陰先生の言葉です。
つい他人を自分の尺度で判断してしまって、その人のことを批判し決めつけてしまったり、
つまらないレッテルを貼ったり、色眼鏡で見てしまったり。
誰にでも長所や短所があるのは当然、
相手の気持ちになって物事をすすめてゆきたいものですね。
そうすることで知らず知らずのうちに自分は成長するのでしょうね。
怒りは身を滅ぼすものです。
人の巧を取って我が拙を捨て、人の長を取って我が短を補う
といったのは桂小五郎さんです。