年2回程度のペースで開催されております【イーグル寄席】。今回の主事は
旭堂 南左衛門様との事。なので今回の演目は講談がメインで間に落語が2席挟まれるという珍しい会となりました。
「黒田節の由来」旭堂 南斗
「甚五郎の猫餅の由来」旭堂 南舟
「違袖音吉」旭堂 南青
「転失気」桂 枝女太
「龍馬と海舟の出会い」旭堂 南鷹
「貧乏花見」笑福亭 仁嬌
「太閤記・賤ケ岳合戦」旭堂 南左衛門
時間の兼ね合いから南舟さんの「猫餅の由来」は半分を残して時間となりました。また
南青さんの「違袖音吉」も「この続きはまたの・・・」で会場からおもわず「えぇぇ!?」という声が出ていました。
ぜひ大長寺さんへ行って違袖乙吉の墓と鯉塚へお参りをしてこようと思います。
また南鷹さんの講談は珍しいことに私の大好きな幕末物。
落ち着いた口調と強弱で臨場感たっぷりに演じてくださいました。
さて、おおとりの旭堂 南左衛門さん。
この「太閤記・賤ケ岳合戦」は秀吉の人心掌握に関するエッセンスがたっぷり。
明確な褒賞や周辺を惑わすような不要な情報をカットする情報操作、そして
戦での情報戦の大切さ等。
現代にも通じるお話でやっぱ講談はお勉強になります!