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2011/03/15

2011 3/15 姫路名物 【明石焼風たこ焼き】





お仕事で姫路に行ってまいりました。

秘密のケンミンSHOWで放映されていた内容の姫路といえば、お好み焼き屋さんで「ちゃんぽん」を注文したら
中華ソバ+うどんの焼きソバがでてくるそうですが、今回いただいたのはやっぱ不思議な食べ物♪
その名も【明石焼風たこ焼き】・・・明石焼きじゃなくって<風>がついてきます。

お店は姫路駅すぐそば。

あっつあつの、ほんわかした明石焼きを、あっさりした鰹ベースのお出汁でいただくのかとおもいきや・・・
なんのためらいもなく、べっとりとソースを塗ってから、お出汁にダイビングさせてから戴きますww
全部頂いたら、お出汁を飲み干すんですが、その頃には、うっすらとソース色に染まっているという【明石焼風たこ焼き】でした。

2011/03/13

2011 3/13 第3回目 秋桜講釈会 

2011 3/13 第3回目 秋桜講釈会 

文化庁平成22年度「地域伝統文化総合活性化事業」助成事業で今年から開始されたそう。
事前に戴いたパンフには下記のように書かれていましたが、ごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…。

まったく読んでませんでした。。。なので転載します。
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<釈場プロジェクト!>
江戸時代から明示にかけて全盛を誇った講談(講釈)、時代を反映した最もタイムリーな出来事を、威勢のいい張り扇の音と共に、独特の調子で読み上げる、講釈師達の話芸は人々の心を鷲掴みにしていました。
しかしその講談を聞く場である「釈場」も時代のうつろいとともにいつのまにか姿を消し、今では定席の釈場は皆無に等しい姿にまでになりました。
コスモスシアターでは、この後生に伝え続けなければならない伝統の灯火を消さないよう「釈場」の復権を目指し、活動を開始します。
どうぞ皆様この機会に、コスモスシアターの「釈場」に足を運んで頂き、講談の魅力を再発見してください。
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上方落語会の悲願だった繁昌亭ができたおかげで上方落語家を目指す若者が増え、今や250人以上。しかし上方講談はまだわずか13人(らしい)。
増えないのを時代や社会背景のせいにするのではなく、講談を語っている方々もその原因を考えていただき、少しでも早く上方講談が再び隆盛を極める日がくることを願っています。

ということで、いつものようにおもいっきり早めに現地到着。
さすが講談会、客層がおんなじで秦聖寺さんの講談会でお見かけした方から話しかけていただき、様々なお話をさせていただけました。で、話に熱中しているとそこに、朝日新聞の記者さんが登場!

やっぱ講談ファンが1時間以上も前から並んでいるのは不思議だった様子。色々と講談の魅力やら面白さを聞かれました。もちろん、私自身も講談会ってなんでこんなに客層が高年齢化してるんだろうってすごくやきもきしてて、何かお手伝いしたいっておもっていた矢先なのでつい調子に乗って色々とお話しちゃいました。

さて定刻の14寺。この大変な時期の講談会。旭堂南左衛門さんの登場です。
今回の地震と津波で多くの方が亡くなられました・・まず黙祷を捧げたのちに「ミニ講談入門講座」が開始されました。おそらくこのあたりが「地域伝統文化総合活性化事業」なのかな?


講釈=講談で意味は同じだけど時代が違うそう。
講釈は、江戸時代、それ以前は「太平記読み」と呼ばれていたらしい。
「今日は、太平記読みの講釈を聞いてきてん」が「講釈聞いてきてん」になったそう。
ちなみに「太平記読み」の太平記は南北朝時代の動乱期のお話を指しており、室町時代の知識人にもてはやされた文化だそう。

落語との違いについて、わたしも気がつかなかったのですが、落語家は位が上になると師匠と呼ばれますが講談は先生と呼ばれている、この辺りが知識人文化の名残なのかもしれません。ちなみに落語は噺す芸、講談は読み聞かせる芸。浪曲は語る芸だそう。

旭堂南斗 太閤記より「藤吉郎の子守奉公」
マクラもしっかりしなきゃ・・って感じでがんばってお話されてました。
南斗さん、一人暮らしをされてるとの事、1時間くらいのところにご両親がおられるのでしたらぜひ一度帰ってあげてくださいね。ぜったいに心から喜んでおられるとおもいますよー^^
まだまだ悪戯盛りの少年の藤吉郎が剣道場を覗く事ができる小窓から顔をぐっと入れて色々と批評する・・そんな藤吉郎にお仕置きをしてやろうと企む若者。そしてついに対決に。。意外な手で勝利する藤吉郎少年。イキイキと描けていたとおもいます。
なんとなーく緊張いっぱいだったのか表情が硬かったみたいだけど、南斗さんも師匠のようになれますよ^^


旭堂南青 難波戦記より「木村長門守重成」
7年目の方とのこと、実は初めてお聞きしました。
ツカミも、途中の解説や独自のくすぐりありで、なんと楽しい講談でした。

大阪にある「赤手拭稲荷」の片隅にある【木村長門守重成】をお祀りしている碑のお写真を掲載します。この赤手拭稲荷は落語「そろぞろ」に登場するお稲荷さんです。






旭堂南舟 水戸黄門漫遊記より「荒浜藤蔵」
ご自身の事を語られた南舟さん。ご自身の勉強会を開始されたとの事。ぜひ開催日等をお教えくださいね^^また高校野球ファンで熱闘甲子園を解説できるくらいに話術に長けたいとのこと。当面の目標はフリートークだそう。寡黙なタイプだけど、いつも驚かされるのは講談の世界のスイッチが一旦入ると人が変わったように声質も目つきも表情もキリッとされる。そしてキッチリと語られるのには驚かされます。


旭堂南左衛門 西行法師 鼓ケ滝

落語ネタでも数年に1度は聞く機会のある<西行法師 鼓ケ滝>
それでも、やっぱ違うんですよね。講談の世界感の方がどうも私にはしっくり来るみたい。
ちょっと過去の記録を確認すると
笑福亭 仁勇〔鼓ケ滝〕で下記で拝聴♪
http://sweet-mikan.blogspot.com/2009/02/2009222488.html
また、変わったところでは桂阿か枝さんで「 百人一首 」というネタのなかで
鼓ケ滝が出てきます。
http://sweet-mikan.blogspot.com/2010/10/2010-1024.html
そして実際に現地に行った時の記録です^^
◇2009/11/23 鼓ケ滝
http://sweet-mikan.blogspot.com/2009/11/20091123_23.html
※このお話は実はユーチューブで笑福亭鶴光さんの高座を見る事ができます。

笑わそうとする落語・・・講談は「なるほどぉ!」と感心させてくれます。
いずれも大切な上方文化。私達の世代で終わらせるわけにはいきません。いずれも次の世代にきっちりと残す事が使命なのでしょうね。

2011/03/06

2011 3/6  さようなら。

「ほな、またなー。○○ちゃん、バイバーイ!」

貴方を乗せた車が走り出す時に
私の耳元でその懐かしい声が聞こえました。


この日、会場に入ると、そこには、貴方が演奏されている写真がありました。
おしゃれで斜めに構えたテナーサックスの調べが今にも聴こえてきそうな
そんなお写真でした。

この写真を見たときからもう涙が溢れ出し、
貴方の式が始まると会場のいたるところから嗚咽が漏れてきました。

「あほかぁー、なに泣いてんねん。」

そんな声が聞こえた気がしたとたんにピタリと不思議に涙はおさまったものの
すぐに貴方が横たわる胸元にと白い菊をそっと置いたとたんにまた涙が溢れだしました。

お別れに沢山の方々が言う。「ほんま、おもろいやっちゃったのになー。」
みんなに愛され、信頼された貴方。私のこの淋しさは当分、おさまりそうもありません。

「ほな、またなー。○○ちゃん、バイバーイ!」

貴方を乗せた黒い霊柩車が走り出す時に
確かに私の耳元でその懐かしい声が聞こえました。

もうすぐやってくる春のぬくもりを待つことなく旅立たれてしまいました。

ありがとう。そして、さようなら。

2011/03/05

2011/3/5 第90回公民館寄席 おばやし亭 講談の会

2011/3/5 第90回公民館寄席 おばやし亭 講談の会

~戦国時代を生き抜いた女性を語る~
旭堂 南斗 ◇ 那須与一
対談「戦国時代を生き抜いた女性を語る」
園田学園女子大学名誉教授
    田辺 眞人   VS  旭堂 南海
桂 阿か枝  ◇  おたのしみ
旭堂 南海  ◇  お江、母お市との別れ


今日で3回目の参加です。この会の面白さは、もちろん南海さんの講談や落語一席もありますが
なんといっても田辺眞人先生と旭堂南海さんとの対談にあります。
毎回、「へぇ~!なるほど!」と思わせてくれる田辺先生と、講談師ならではの南海さんの巧みな話術のコラボが見所です。

●旭堂 南斗 ◇ 那須与一
昨年末あたりから落語大好きな方向に加え、講談の良さに目覚めたわたし。
なかでも南斗さんの講談を楽しませていただく機会が多くなっています。
まだ年季明けていない南斗さんですが、独特の味のある方です^^
お話を聞かせていただくたびに、成長がわかるだけにこれから先が楽しみです。

●対談「戦国時代を生き抜いた女性を語る」
園田学園女子大学名誉教授
田辺 眞人   VS  旭堂 南海

タイトルからして、やっぱり話題沸騰中のNHK大河「江~姫たちの戦国」のお話。
田辺先生的に突っ込みどころを話されると、南海さんも同調。やっぱみんな思うことはおんなじなんですねー。ところがさすが田辺先生。伏線の張り方までちゃんと予想されていました。
次回の「平清盛」は、龍馬伝の反省を生かして、兵庫県は昨年末にプロジェクトチームを立ち上げ色んなプランを練っているらしい。
和菓子をつくるか・・源氏と平家にまつわる様々な史跡をクローズアップする方法を楽しくご紹介されました。
田辺先生の博識さってほんとすごいですねー。

◆桂 阿か枝  ◇ 金明竹

初登場だそう。たしか過去2回はいずれも染左さんでしたっけ。
いずれの方もめふ乃寄席ではおなじみの方なので爆笑間違いなし。
今日のお話は「金明竹」。落語をはじめてきかれる方が多かったようで
長いセリフまわしに、感心されている方も多数おられました、もちろんキッチリと会場を沸かせられました。


◆旭堂 南海  ◇ お江、母お市との別れ

講談にするとなんてよくわかるんでしょ^^
しかも、楽しくて記憶に残ります。
南海さん独自のくすぐりが随所にあって、笑いどころもたっぷり。
しかも表情のLINKしていて、面白さ倍増でした。

実は早めに会場に到着したら、南海さんとばったり♪
やっぱなんとなくオーラあるんですよねー。
そのあとに阿か枝さんともばったり。おもわず笑顔になっちゃいました^^

2011/03/04

2011 3/4 訃報

あたたかい春の日差しを待つこともなく旅立たれてしまいました。
タバコとテナーサックスとジャズをこよなく愛する家具屋さん。
知り合った時は「くん」へ、そしていつのまにか「ちゃん付け」で呼んでくださっていました。
 
「ごめんなー、もうちょっとまってなー」
「最近な、♭9に凝ってんねん・・あれ・・かっこええよなー」
 
 
訃報を聞いたのは、最後にお話をしたわずか2日前の1日のお昼ごろ。
あたらめていままでのメールを読み返すと、ほとんどのメールの末尾には
Keep up the good work-keep smiling !! と書かれていました。
 
たしかに・・私と話しをする時っていっつも人なつっこい笑顔が似合う方でした。
 
この日曜、最後のお別れにいってきます。

 
 

2011/02/27

2011 2/27 道明寺


梅のシーズン到来。例年であれば大阪城の梅林に参りますが今年は事情があって断念。
車から降りてできるだけ起伏の無い足に優しい梅林を探していました。
で・・教えていただいたのが道明寺!






そうそう!菅原道真さんが大宰府に赴任される際に道明寺にいた覚寿尼を訪ね朝まで話しこみ、そして鶏が朝を告げた。。『鳴けばこそ 別れも憂けれ鶏の音の なからん里の暁もかな』(朝になり鶏さえ鳴かなかったら別れる朝がくることもなかったのに)と別れを惜しまれた場所です。






駐車場は特設ができていたので100台くらいかな?それでも帰りしなは駐車場待ちができていましたのでなかなか人気のスポットです。しかも嬉しい駐車場無料。本堂の裏一面が梅林ゾーン。入場料は300円。それでも充分な満足度でした。
あぁ・・今年も梅を見る事ができて本当に良かった。

2011/02/21

2011 2/21 信長と蘭丸 ~戦国鍋テレビ

戦国鍋テレビで人気のコーナーのマンスリーピックアップ。

「シズカタケの七本槍」からはじまって「Go!天正遣欧少年使節」「利休七哲」「べー!アンベシャス!」「エブリディ儲かんでぃ!」「アザイズム」等を経てついに今回は「敦盛2011」。
アーチストは<信長と蘭丸>。BL系なニオイがぷんぷんしちゃいます^^



■敦盛2011

初めて会ったあの時に 君と生きると決めたんだ
オレの心の桶狭間 埋められるのは 君だけさ

騙されないよ その笑顔 小姓の気持ち もてあそぶ
頭の中はいつだって 天下布武しか無いくせに

オレが統一したいのは 二人の心 分かるだろ?
言ってるんでしょ 同じこと 他の小姓の耳元で

君が信じてくれるなら どんな願いも叶えよう
武田勝頼討ち獲ったら 城持ち大名になりたいな

君だけだよ おらん 楽市楽座は ノーサンキュー
君だけしか おらん 愛の敦盛 独占させて ビリーブ

下天の内をくらぶれば
夢幻のごとくなり
今宵 2人でうつけよう

君だけだよ おらん 楽市楽座は ノーサンキュー
君だけしか おらん 愛の敦盛 独占させて ビリーブ

下天の内をくらぶれば
夢幻のごとくなり 今宵 2人でうつけよう

2011/02/20

2011 2/20 アシスト亭 ~無茶修行の会~

旭堂南斗「赤穂義士伝・八百屋甚兵衛」 
笑福亭呂竹「相撲場風景」 
笑福亭仁嬌「宿替え」 
桂枝女太「不動坊」 
旭堂南左衛門「水戸黄門漫遊記・長屋の出世」

今回のアシスト亭は第8回目。始まってちょうど丸2年が経過したそう。長く続ける事って大変なことだとおもいます。本当におめでとうございます。
このアシスト亭は、ネタおろしや長くしていなかったネタをおこなう会ということでスタート。
いずれの方々も見事なものでネタおろしとはおもえない完成度ですが、まぁ細かいことを言う会ではないので割愛させていただきます。

◆旭堂南斗「赤穂義士伝・八百屋甚兵衛」 

天正と元禄は大違い、しょっぱなからおもわずクスッとしちゃいましたが、それでも南斗さんのリカバリーでひょっとしたら演出なの?とおもわれるのがご愛嬌^^

◆笑福亭呂竹「相撲場風景」 

久しぶりに<相撲場風景>を楽しませていただきました。私亡くなったの祖父がとても大好きなネタだったそうで、その中でも、おにぎりの件ではしっかり笑わせていただきました^^

◆笑福亭仁嬌「宿替え」 

ネタおろしとおもえないくらいこなれた感がありました、またなんとなく惚けた雰囲気が、ネタ本来の味の<宿替え>に加わってとても楽しめました^^

◆桂枝女太「不動坊」 

何パターンか聴いたことがある不動坊。全体的には枝雀さん風かな?もちろんきっちりとしたメリハリのある話方なので安心して情景を描くことが出来ました。枝女太さんって表情が豊かで所作も大きいのでスッと入っていけるんですよねー^^

◆旭堂南左衛門「水戸黄門漫遊記・長屋の出世」

珍しいお話だとのこと。私の講談の知識ではすべてが珍しいお話ですが確かに主人公の光圀さんは出てこない・・そんな意味で珍しいお話です。

さて、今日は会が終わった後は、美味しいコーヒーとケーキを戴きながら仁嬌さん、枝女太さん、南左衛門のお話・・まるでトリオ万歳のよう。。特に珈琲は絶品。ほんと美味でした。

さて、今日は先日、仁嬌さんのBLOGに書かれていたお弟子さんの嬌太さんをご紹介されました。
実は前回のイーグル寄席の際に受付をされていたので見覚えがありました。上方落語の噺家さんがどんどん増え、とてもありがたいことだとおもます。どうぞ精進してくださいませ^^

また、年男の旭堂南舟さん。この3月5日で丸3年の修行を終え前座としての活躍となります。2年して二つ目・・そして10年で真打ち・・となれるようにどうぞ研鑽を重ねてこれからの講談を担ってください。心からご活躍を応援しています。聞くところによりますと、3月27日動楽亭にてお披露目の会があるそう。楽しみにしています。

次回 アシスト亭 ~無茶修行の会~は5月を予定、また第2回イーグル寄席は6月5日あたりとのこと。