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2016/10/01

2016 10/1 第53回 四天王寺秋季大学

数年ぶりの参加。

現在四天王寺さんは、聖徳太子生誕1400年記念事業に向けて
いろんな個所を改修中。



会場の五智光院も改修中。



瀧藤尊淳(たきとうそんじゅん)四天王寺執事長より開校のご挨拶をいただいた後
いよいよ始まりました。

第1講目:13:00~14:20 田邉征夫(たなべいくお) 先生
公益財団法人 大阪府文化財センター 理事長
わが国最初の天皇勅願寺を掘る -大官大寺、百済大寺そして四天王寺-

最初の勅願時の遺跡は16年で遷都となった藤原京で、その規模や遺跡を調査。
そのなかで様々な疑問を調査より推察することで四天王寺との繋がりを見出されました。

第2講目:14:40~16:00 秋原 北胤(あきはらほくいん) 先生 映画監督
忍性 -彼の生涯とその映画作成について-

先日、「奈良国立博物館」で開催された認性展のときに興味をもってネットで軽く調べた程度の
下知識。

この秋に封切となる[認性]の映画監督の秋原 北胤さんの講義でした。
鎌倉時代に貧民救済やハンセン病患者への手厚い施しで真言律宗の布教を進められた叡尊のお弟子さん。
四天王寺の有名な石の鳥居を築造された。

大阪では来年単館で封切されるとのこと。

はじめてこの四天王寺大学へ参加したときは、もっと規模も大きく宗教色を感じさせるような
運営だった気がします。
もっとぴりっとした緊張感がああり、開始前には参加者全員で般若心経を唱え祭壇を公開し、また宝物殿と極楽浄土の庭の鑑賞券がついていました。
やっぱ規模縮小も時代性なのかもしれませんね。