第7回佛願寺講談会~旭堂南左衛門一門会
「細川の福の神」 白夜亭 一林
「根津甚八」 旭堂 南青
「有村次左衛門」 旭堂 南鷹
「赤穂義士伝・三村の薪割り」 旭堂 南左衛門
「細川の福の神」 白夜亭 一林
「根津甚八」 旭堂 南青
「有村次左衛門」 旭堂 南鷹
「赤穂義士伝・三村の薪割り」 旭堂 南左衛門
昨年夏頃の入院騒ぎよりどうも体調が優れないことから
外出が控えがちとなったために本年はじめての講談会となりました。
早いもので今回で7回目!
今回特に印象的であったのは南鷹さんで、マクラとして語られた
南左衛門御一門に入られた際のいきさつと、40周年イベントの件でした。
http://sweet-mikan.blogspot.jp/2011/05/2011-511.html
数年前に新しい道に進まれた七井コム斎さんの講談はお聞きしたことはありませんが、
その際に語られていた言葉
《講談は血湧き肉踊り、楽しいそしてほろっと・・、とにかくおもしろい、とにかく楽しい、とにかくワクワクするというのが僕の目指す講談》というのを思い出しました。
はじめて南左衛門さんの講談を聞いた田辺寄席での【幸助餅】がご縁で講談の魅力に取りつかれています。
同じように南鷹さんも講談でムーブメントを起こそうと努力をされている方で、その情熱がひしひしと伝わってまいりました。
また今回の南左衛門さんの【三村の薪割り】も大熱演で、竹屋殿!ジロさん!と呼び合う固い友情で結ばれたものの
本懐を遂げ泉岳寺へ向かう行列の中に三村次郎左衛門の姿をみた竹屋との再会。。
おもわずグスッとなりました。
また、南青さんの【根津甚八】も400年を迎えた大阪の節目にふさわしい講談で
大阪人としては、幸村は九州へ抜け出していたという説を信じていたいものです。
前講の一林さんの【細川の福の神】も充分な抑揚で会場の檀家さんから声援がかかっておりました。