午後からの大笑い予定の「やぐら寄席」の前に「おとうと」を鑑賞してきました。
吉永小百合演じる高野吟子と笑福亭鶴瓶演じる丹野鉄郎二人の絆をここまで堅くしたのにはなにがあったのでしょうか。
不肖の弟をここまで信じ、そして庇うことができる姉の心の奥底はどんなだったでしょう。
物語は蒼井優演じる高野小春をキーポイントとして、結婚、離婚・・そして叔父の最後にかけつける心情はどんなだったでしょう。
最近、大阪といえば園がの中で書かていたイメージが多いようで残念におもいますが物語りに深みを与えるにはぴったりだったのでしょう。
私の祖母も祖父も他界してもうだいぶ経過しますがそれでもあの時の心を思い出させるようなシーンでおもわず涙しました。
ちょうど今日は祭日ということで映画館は「アバター3D」で大賑わい。
そのなかでこの映画は半分以上が埋まっていたので大健闘。
年齢層はとても高く、高野吟子の発する言葉にいちいち頷くおじいさんが真後ろにいました。おそらくご自身を重ね合わせておられたのかもしれませんね。