朝一番。オフィスのPCでお仕事をしているときにニュースが飛び込んできました。
<サントリー清宮監督が辞任へ「責任をとる」>
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/rugby/?1265594051
え?そなんだ。昨日サントリーの応援側にいた私がショックなんだから関係者さんはもっとショックなんだろう。
太田始さんは、ちょうど試合が終了し両キャプテンがこんなことを言われていました。
ラグビーは試合終了のホイッスルが鳴ったら勝負終わったんだから延長戦は存在しない。
サッカーのようにPK戦などは無く、あるのはノーサイドの精神だけ。
両キャプテンはいまから2回の抽選を行う。1回目はどちらが先にくじを引くかという抽選。そして2回目はどちらが本戦に進めるかという抽選。決して勝ち負けが書かれているわけではないとのこと。
高校生のシーンに立ち会われた太田さんはこんなことも言われていました。
緊張の走る中「本戦出場決定」のくじを引いた高校生は決して笑みをうかべることもガッツポーズをすることもなく淡々としている。これは相手側チームへの敬意を表する気持ちで、ラグビーを通じて養われた精神であるとのこと。
ちょうどこのお話の最後のほうでグラウンドではフラッシュの嵐と大歓声。
NECが本戦出場のキップ゚を手に入れた。
そして、サントリー側にスタンドに整列した15人が深々と頭を垂れたなかでいつまでも頭を上げる事がなかった方がおられました。
その姿を見た私も涙に目を潤ませながらも大きな声援と拍手で気持ちを表せていただきました。
さて、日本選手権は一度負けるとその場で終わってしまいます。実際勝敗の行方はとても気になる問題だけれど二者択一のくじにおいてはどちらかが本戦出場となり片方は出場できないというしょうがない事象。
であればすこし割り切っていただいて退任をするのではなくサントリーサンゴリアスをもう一度誇れるチームにしてから去るのも遅くないのではないでしょうか?
就任されたその年度から4回連続でプレーオフに導びき、07年度は優勝。
来期までの契約されているのだから途中放棄ではなく最後までやり遂げノーサイドの精神で去って欲しいと思っているのは私だけでしょうか?