第54回めふ乃寄席~昼席~
桂 三幸「四人ぐせ」
落語って本当に難しいとあらためて考えさせられました。たとえば素人がスピーチをすると
必ずといって良いほど、言葉頭や言葉尻に調子をあわせる言葉が入ってしまいます。
たとえば「え~・・・・」とか「・・・ですよね」とか、途中、気にしだすとずっと気になってしまうものです。
またネタには一番の聞かせどころというか笑いどころがあるとおもうし。これをはずしてしまうと
どうしてもダレでしまうものです。
林家竹丸「瓦版事始」
作者の狐狸窟彦兵衛氏は小理屈?なのでしょうか^^同名でサイトがあり、拝見させていただきました。
すっごぃ面白いサイトです。だとすると、このサイトの管理人の方が書き下ろされたお話だとおもいますが
内容は、龍馬関連の話しでいろは丸の蒸気機関を取り出して田畑の灌漑に利用できる水の自動販売機の
お話ですごく奇想天外でした。
林家染左「蔵丁稚」
マクラにきっちりと大星由良助義金、塩冶判官高貞のことを伝えられたので
とってもわかりやすいお話となりました。
定吉が三番蔵に入れられてから、芝居小屋であったおっさんやお清どんと漬物石の件が割愛されたようだが
まったく問題なし。蔵に入れられてしまった定吉の芝居に対する情熱がはっきりと汲み取れました。
桂阿か枝「軽業講釈」
軽業興行と講釈師の小屋が隣同士となってしまったためにおこった悲劇・・というか喜劇。
見せ場は、軽業師が綱の上で色々なワザを見せるところが大爆笑ポイント。
下座のご活躍も見事でした。