フランス風懐石料理中華風: 2011 1/23 第28回 りっくぷち寄席 新春染丸一門会

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2011 1/23 第28回 りっくぷち寄席 新春染丸一門会

羽曳野市立生活文化情報センター「LICはびきの」へ初めて参りました。とても美しい施設で驚きました。
LIFE(ライフ)・INTELIGENCE(インテリジェンス)・CULTURE(カルチャー)のそれぞれの頭文字をとってLICとなっているようです。
第28回 りっくぷち寄席はこんなステキな会場でなんと入場料がわずか¥1,000で林家の一門会でしかも、林家 染丸氏のお話が楽しめるという超お値打ちな落語会でホントに驚きました。


林家 染弥:天災

てっきりトップは愛染さんかとおもいきや染弥さん。マクラはタクシーでの出来事。
ネタは天災。すーっと流した感じがありました。

「堪忍のなる堪忍は誰もする、ならぬ堪忍するが堪忍。堪忍の袋を常に首へ掛け、破れたら縫え破れたら縫え」


林家 愛染:酒の粕

2009年に入門された愛染さん。初めて聞かせていただきました。
出囃子に乗って高座へ・・駆け足でパタパタと走って出てこられた愛染さん。
岡山大学で落研ご出身。3年で自主卒業された24歳。
で・・今年、弟さんが出来るそう。ご自身のプロフィールを盛り込んだ好感の持てるマクラとネタもカミカミでしたがずっと笑顔で通され好感がもてました。

林家 染雀:七段目

マクラでは林家一門のインテリジェンスな部分をチラリ。
12月13日の事始にて扇子を頂く話で、染弥さんには「松は曲がってこそ美しく、竹はまっすぐだから美しい、それぞれの本分を取り違えることなく成長せよ」との言葉が禅語で書かれていた。染雀さんには「喝」と書かれていたそう。
さて、いっつも染雀さんの話術に感心しています。巧に言葉を繋いで違和感なくお話の世界に導いてくださいます。
マクラは昨年秋に拝見した七段目の時とおんなじでしたがそれでも常に新鮮さが感じられます。
落語を語るには落語だけ知っていてはダメなんですよね。
今日の客層って初心者さんが多かったようですが、みなさんがその薀蓄に頷き、芝居話しの面白さに惹かれていたように見えました。


林家 染雀:松づくし(日本舞踊)

七段目が終わるとそのまま「松づくし」へ。見事なものです。

唄い囃せや 大黒 一本目には 池の松、二本目には 庭の松、
三本目には 下がり松、四本目には 志賀の松、五本目には 五葉の松、
六つ昔は 高砂の 尾上の松や 曽根の松 七本目には 姫小松、 
八本目には 浜の松、九つ 小松を植え並べ、十で 豊久能の伊勢の松
この松は 芙蓉の松にて なさけ有馬の 松ヶ枝に 口説けば なびく
相生の松、また いついつの約束を 日を松、時松、暮れを松
連理の松に契りをこめて 福大黒をみさいな

林家 染丸:子は鎹

軽く小話を数話。いずれも聞いた事がある話しだけどホントにおもしろい。演者さんの力量の差を感じました。
ネタの「子は鎹」。私の聞き覚えのあるバージョンではなく新鮮。
10歳になる寅ちゃんが元父からもらった50銭が、母親と糸繰りの手伝いをして落としてしまう・・そして鎹のネタフリとなる玄翁の件は特にジーンとさせられ話の中にどっぷりと浸かりました。

さて、このあとは、予想外の抽選会。
残念ながら当りませんでしたがそれでも大満足の2時間でした。