メインが松尾貴史さんなので、ひょっとしたら・・と思いましたがやっぱ出てきました!
西宮北口にありました『サンボア』。
あきらかに入店を拒むかのような古びたショーウンドー横の内開きの戸。
一種独特の店内の臭いが立ち込める。
そんな店内は薄暗くカウンター席のみで10席程度で、店内の壁の上には赤い缶入りのカレー粉が並んでいる。
当時メニューは二種類で『インベロ』と『ピラフ』で値段は250円。
インベロは白いごはんの上にカツが入っているかいないか未だにわからないカツが数切れ乗っていてシャバシャバのカレーがかかっている。その横にはキャベツの千切りと、フレンチドレッシング。
ピラフは型押ししたご飯を卵でかすかに巻いように見える上にカレーがかかっていましたが
私が通い始めてすぐにピラフは無くなりインベロのみとなりました。
銀色の楕円形の浅いお皿に盛られたカレーは本当に不思議な味で
初めて行ったときの正直な感想は『こんな不味いカレー屋へは二度と行かない!』でした。
ところが数日経つとあの強烈な味が思い出されてきて、猛烈に食べたくなってくる。
で、その時の感想は『やっぱ、美味しくない』と再確認。
ところがなぜか数日後になると強烈に食べたくなってきて
そして3回目を食べた時はもう中毒で、毎日でも食べたくなるそんな不思議な味でした。
個性的なおばちゃんのその高い早口なしゃべりと、厨房で調理するめったに店頭には姿を見せないご主人とのお二人のお店できりもりされているお店ですが決して繁盛している風ではなく、
月に何回か開催される西宮競輪の時に入店しようとした中年の男性に対して
『うちの店は学生専用の店やからあかん』と入店を断っているところを見かけたことがあります。
そんなおばちゃんの手を煩わせないためにもたしか『お水のお代わりは禁止』というローカルルールがありましたっけ。
サンボアについて書かれているサイト
『私たちのサンボア』
そんなサンボアのカレーが芦屋に復活したらしい!
これは絶対にいかなきゃ!
まっててね!愛しのインベロ!