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2021/04/11

コロナ禍と雑感

 あれだけ頻繁に書いていたBLOGの執筆が進まず、なによりも怖いのが私自身が、あらゆる物事に興味を失うこと。これって認めたくないけれど私を取り巻く状況が目まぐるしく移り変わる環境についていけていないからかもしれません。

勿論、その原因の一つには「コロナ禍」があります。

いまや大阪の感染者数は日本一!こんな状況になっても目の醒めない方もいっぱい。

いっそライフラインと最低限度の物資・流通のみを残して1週間でいいからロックダウンしませんか?

今のまん延防止等重点措置も緊急事態宣言も私達は慣れっこになっていて、口先だけの言葉遊びにはもううんざり。

「国も政府も真剣に取り組んでいるんだから国民も真剣にいまの事態から抜け出す必要がある」って気概をみせなきゃ、どこか他人事、上の空的な認識しかしない人にはわからないんでしょうね。1週間程度でいいから経済活動を止める代わりに一律支援を行う。そしていつか正常な状態に戻ったなら日本人は必死で頑張る!

しかしまぁこんな状況なのに繁華街も行楽地もいっぱい。なのに旅行代理店や列車や航空をはじめアパレルや小売店は青息吐息。コロナバブルと呼ばれる飲食店以外はヘロヘロだけど、経済活動停止と支援は表と裏ならここで大規模に取り組んで欲しいものです。

安政5年に江戸で大流行した「コロリ」(コレラ)。長崎に入稿した黒船が日本に禍をもたらし何十万人もの方々が亡くなりました。もちろん大阪にも広がり道修町(どしょうまち)の神農さん(少彦名神社)では「虎頭殺鬼雄黄圓」というトラの骨で作った丸薬があったそう。子供の頃の我が家にもお守りとして「張子の虎」がありましたっけ。

道修町から西に少し行ったところにある適塾の主催者で、天然痘対策の種痘で有名な緒方洪庵先生は「虎狼痢治準」を発行して「第一吐下鎮止」「第二痙攣寛解」「第三蕨冷挽回」「第四神経熱証防治」「差後治法」を周知、治療と蔓延に対して大きな役割を果たしたそう。




様々な海外製薬メーカーがワクチンを量産し世界規模のパンデミックを抑えるように努力しているものの、シオノギ製薬や第一三共をはじめ日本製ワクチンがなかなかできないのはなぜなんでしょうね。これって政府のお金の使い方が間違っていた証なのでしょう。そして大阪の医療対戦が不足しているのも政治家の見通しが違っていたからなのでしょうか。

色々と話がそれましたが、今必要なのは徹底的なコロナ対策。それも口先だけではなく限りなくロックダウンに近い政策です。飲食店をはじめ小売店や商業施設や娯楽施設は時間制限だけでなく入店客数制限を。ライフラインを確保した上で最低限の物流を実施。強制的な時差通勤とテレワークの強制化を。でも次世代を担う教育機関は時間短縮は視野に入れるもののできるだけクローズさせない。

経済活動とコロナ対策は表と裏の関係であり、両立しない!まだ政府はわからないのでしょうか。